でぃすぺる

著者 :
  • 文藝春秋
3.67
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  • (7)
本棚登録 : 2071
感想 : 173
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  • Amazon.co.jp ・本 (440ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163917498

作品紹介・あらすじ

『屍人荘の殺人』の著者が仕掛けるジュブナイル×オカルト×本格ミステリ小学校最後の夏休みが終わった。小学校卒業まであと半年。ユースケは、自分のオカルト趣味を壁新聞作りに注ぎ込むため、〝掲示係〟に立候補する。この地味で面倒だと思われている掲示係の人気は低い。これで思う存分怖い話を壁新聞に書ける!……はずだったが、なぜか学級委員長をやると思われたサツキも立候補する。優等生のサツキが掲示係を選んだ理由は、去年亡くなった従姉のマリ姉にあった。マリ姉は一年前の奥神祭りの前日、グラウンドの真ん中で死んでいた。現場に凶器はなく、うっすらと積もった雪には第一発見者以外の足跡は残されていなかった。つまり、自殺の可能性はなく、マリ姉を殺した犯人が雪が積もる前に凶器を持ち去ったはず。犯人はまだ捕まっていない。捜査が進展しない中、サツキはマリ姉の遺品のパソコンの中に『奥郷町の七不思議』のファイルを見つける。それは一見地元に伝わる怪談話を集めたもののようだったが、どれも微妙に変更が加えられている。しかも、『七不思議』のはずなのに六つしかない。警察がこの怪談に注目することはなかった。そして、マリ姉に怪談を集める趣味がなかったことをサツキはよく知っている。マリ姉がわざわざ『七不思議』を残したからには、そこに意味があるはず。そう思ったサツキは掲示係になり『七不思議』の謎を解こうとする。ユースケはオカルト好きの観点から謎を推理するが、サツキはあくまで現実的にマリ姉の意図を察しようとする。その二人の推理を聞いて、三人目の掲示係であるミナが冷静にジャッジを下す……。死の謎は『奥郷町の七不思議』に隠されているのか? 三人の〝掲示係〟が挑む小学校生活最後の謎。こんな小学6年生でありたかった、という思いを掻き立てる傑作推理長編の誕生です。

感想・レビュー・書評

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  • 【でぃすぺる】 dispel
    追い散らす,<心配などを>払い去る,<闇などを>晴らす,一掃する

    小6男女3人組(ユースケ、サツキ、ミナ)が、従姉の残したダイイングメッセージ、いや「ダイイング怪談集」の謎を追う!
    残された怪談の意味とは?そして殺人事件の真相は?

    サツキの従姉(マリコ)殺害の真相は、彼女の残した6つの怪談にヒントがあるとみた3人は、クラスの壁新聞を作るという名目で調べ始める。

    彼らは優秀な探偵であり、敏腕記者だ。推理力、洞察力に舌を巻く(いや、ほんとに)。

    そのさなか、しばしば起こる怪現象。
    これは関係者による人為的なものか、真のオカルティックな現象か、読者もハラハラさせられる。

    謎がオカルトを呼び、オカルトが謎を呼ぶ。そんな展開が続き、パズルはなかなか全貌を表さない。

    終盤も近くなり、これはミステリーなの?オカルトなの?と、いよいよこちらの頭も混乱し始める。
    しかし、そこを抜けたとき、いっきにピースがハマり始め、怒涛のクライマックスが訪れる!

    さあ、これはミステリーなのでしょうか?オカルトなのでしょうか?
    そして、タイトルが意味するものとは?
    あなたが実際に読んで確かめてみてください!




    (おまけ)
    これもアニメにめちゃくちゃ合うなぁ。

    • ゆーき本さん
      でぃすぺるの意味 今 初めて知りました笑
      本当に優秀な探偵さんたち。あの有名な少年名探偵さんもビックリ (▭-▭)✧シンジツハイツモヒトツ
      でぃすぺるの意味 今 初めて知りました笑
      本当に優秀な探偵さんたち。あの有名な少年名探偵さんもビックリ (▭-▭)✧シンジツハイツモヒトツ
      2024/02/15
    • Tomoyukiさん
      あのー・・・でぃすぺるの訳、第1章の前のページに書いてありました。笑

      コナソ君は中身高校生なのでダメです!(もう読んでないので、今どうなっ...
      あのー・・・でぃすぺるの訳、第1章の前のページに書いてありました。笑

      コナソ君は中身高校生なのでダメです!(もう読んでないので、今どうなってるか知りません。笑)

      あと、呉さんの『素敵な圧迫』のレビューは書きません。笑
      2024/02/15
    • ゆーき本さん
      私は何を読んでいたんだ笑
      というか記憶力の問題でしょうか(੭ ᐕ))?
      そうだ!コ○ンくん、高校生だ!
      「素敵な圧迫」いつか自分で読みまっす
      私は何を読んでいたんだ笑
      というか記憶力の問題でしょうか(੭ ᐕ))?
      そうだ!コ○ンくん、高校生だ!
      「素敵な圧迫」いつか自分で読みまっす
      2024/02/15
  • 奥郷町の小堂間小学校の6年生木島悠介(ユースケ)はクラスの掲示係になります。
    一緒に係になって壁新聞を作るのは学年一の優等生の波多野沙月(サツキ)と転校生の畑美奈(ミナ)です。

    ユースケたちは壁新聞のテーマを都市伝説や心霊現象とします。
    サツキは「七つ目を知ると死ぬという奥郷町の七不思議」を取り上げます。
    サツキは「何が何でも七つ目の不思議を知らなくてはいけない」といいます。

    そして三人は魔女の家と名付けた車いすのおばあさんのいる家で七不思議についてひとつひとつ推理を始めます。

    サツキの従姉のマリ姉は去年の秋、何者かに殺されていました。
    それと前後して、マリ姉の大学の教授や坂東病院の跡取り息子も死んでいることがわかります。
    三人は「私たちで七不思議を解き明かす」と言い始めます。
    そこで、三人は巨大な組織、なずての会を発見します。
    マリ姉たち不審死を遂げたものは皆、なずての会にやられたのか…?
    マリ姉は、なずての会による町の秘密を六つの怪談に分けて少しづつ手掛かりを残していたのです。

    最初は小学生による片田舎の心霊スポットの調査でしかなかったのにいつの間にか町の歴史を揺るがすくらい大きな秘密が立ちはだかっていることが分かってきますが…?

    さて、町の病院、警察、図書館などを取り込んでいるなずての会に、三人はどうやって立ち向かうのか…?






    この物語は、最初は小学生の冒険譚かと思いましたが、非常に面白かったです。
    作者の今村昌弘さんの他の著作の大ヒット作『屍人荘』のシリーズなんかよりも断然こちらの方が私は面白いと思いました。

    推理対オカルト、どちらが勝つのか、ユースケ、サツキ、ミナはどうやってなずての会の巨大組織に立ち向かうのか。三人それぞれの物語もとてもよかったです。

    • くるたんさん
      まことさん♪こんにちは♪
      私も読み終わりましたよ♬
      私も屍人荘よりこちらのが好きです(o´ω`o)

      三人の大人顔負けの推理と勇気が良かった...
      まことさん♪こんにちは♪
      私も読み終わりましたよ♬
      私も屍人荘よりこちらのが好きです(o´ω`o)

      三人の大人顔負けの推理と勇気が良かったですよね(^^♪︎
      オカルト度も意外と高くて、満足です✩⡱
      2023/11/02
    • まことさん
      くるたんさん、こんばんは♪

      同じ日にレビューしていたんですね!
      くるたんさん、と意見が合って嬉しいです。
      くるたんさんのレビューも今、拝見...
      くるたんさん、こんばんは♪

      同じ日にレビューしていたんですね!
      くるたんさん、と意見が合って嬉しいです。
      くるたんさんのレビューも今、拝見してきましたが、本当に三人はよくやりましたよね。
      年末の、ベストミステリには、絶対入りそうな気がします。
      でも、くるたんさんは、星4つ。
      くるたんさんが星5つの作品には注目です!
      2023/11/02
  • 小学六年生二学期、壁新聞係のキュートな三人組が街の七不思議と不可能事件に挑む! #でぃすぺる

    ■あらすじ
    夏休み明けの小学校、六年生の二学期が始まった。オカルトな話が大好きだった少年ユースケは、掲示係に立候補し、壁新聞に怪奇現象の記事を書こうとしていた。しかし元委員長のしっかり者の少女サツキと、謎めいた転校生の少女ミナも掲示係に入ることになる。
    怪奇現象の記事が書けなくなると残念がるユースケだったが、サツキからは街の七不思議について記事作成の提案を受けるのだった。

    ■きっと読みたくなるレビュー
    小学生といえども高学年にもなれば、ただ経験が少ないだけで、ほぼ大人と同じ思考回路を持って判断ができるそうです。そんな彼らの大冒険が繰り広げられる本作、もうーー可愛すぎるんです。

    街の七不思議と雪密室の謎を解くため、個々の力を合わせて知恵をしぼり、チャレンジングに行動していく。性別も性格も環境も違った彼ら、最初はケンカや言い合いもするけど、少しずつ変化していき… 幼いながらも懸命に生きている姿を見ると、自分の小学生時代を思い出してしまいますね。

    特に終盤では、今までの経験から個性の強みが大爆発! カッコイイ小学生たちに思わず目に涙ですよ…

    本作、ストーリーは街の七不思議なるオカルト的なお話を中心に進行していく。ちょっとありがちだし、幼稚なんじゃない?と思われるかもですが、むしろ強固で厚みのあるミステリーでぶっ飛びます。

    そしていつもの今村先生とおり、本作でもセンスのある文章を書いてくれるんですよね。優れたバランス感覚は流石です。
    場面を説明する地の文とボケとツッコミみたいな気の利いた会話、この中間あたりの文章で面白く表現していくんです。読みやすいし、楽しいし、濃厚度も丁寧さもしっかりある。感心しながら読ませてもらいました。

    謎解きは思っていた以上に情報量が多く、実はどこに帰結するのか想像がしづらい。犯人も動機も良くわからず煙に巻かれるんですが、解決パートでは本作の魅力をすべて包み込むような真相が明かされる。この緻密さと想像力も、今村先生ならではの作品だと思いました。これからも期待しちゃいます。

    ■きっと共感できる書評
    私が小学六年生の時は放送係に所属していました。給食の時間にラジオみたいなのをやってましたね。たしか毎週金曜日を担当していて、小学生には珍しく何でもありバラエティー番組でした。全校児童の間で大ウケすることもあったし、逆に先生にこっぴどく怒られたこともありましたね。

    それでも何が楽しかったって、どんなことをお話するか先生や仲間と相談しながら、台本を決めていくところ。今までどんな内容が評判がよかったか調べたり、どうすればさらに面白くなるか議論していく。大人になってからの仕事ともそんなに遠くないことを既にやってましたね。幼い頃の成長体験は貴重なものです。

    少年時代を思い出させてくれる素敵な一冊でした。

  • オカルトにミステリー、苦手な分野だけど小学生たちが真相解明に挑むとゆうことで読んでみたのですがこれはダメでした。
    人があまりにも簡単に死んでしまうのは読んでて不快でした。悦になって3人の行動伺う婆さんに、味方のフリして近づく青年。胡散草杉
    作り話にゾクゾクして振り回されて夜遅くまで寝ずに読まされて最後があんなんでは納得いきません。

    • チーニャ、ピーナッツが好きさん
      つくねさ〜ん、おはようございます!
      読了お疲れ様でした( ^^) _旦~~
      そうなんですね、残念でしたね…!
      私は読んだことないけど面白そう...
      つくねさ〜ん、おはようございます!
      読了お疲れ様でした( ^^) _旦~~
      そうなんですね、残念でしたね…!
      私は読んだことないけど面白そうかな⁉と、
      なんとな〜く気になってたんですよねこの作品…。
      はい、気持ちを切り替えて、次読まれてくださいね〜•ᴗ•♡
      素敵な日曜日、お過ごしくださ〜い(*^^*)♪
      2024/04/21
    • つくねさん
      チーニャさん、こんにちわ!

      読後のモヤモヤ感が拭えない。もともとミステリー苦手なんですけど
      理詰めで説明できるなら納得もできるのです...
      チーニャさん、こんにちわ!

      読後のモヤモヤ感が拭えない。もともとミステリー苦手なんですけど
      理詰めで説明できるなら納得もできるのですが
      この作品は、オカルトにも加担してて振り回されるばかりで
      睡眠時間返してほしいって思ってしまいました。

      気持ちを切り替えて爆睡してました!


      2024/04/21
  • 七不思議の内容がどれも絶妙にこわくて、ドキドキしました。小学生3人が謎に立ち向かい、推理していく姿が良かったです。「魔女」のキャラも好きです。私も「魔女」の本棚見てみたい。

  • 小学校の最後の夏休みが終わって二学期、オカルト好きの木島悠介は、壁新聞に載せるために掲示係に立候補する。
    いつも真面目で委員長の波多野沙月も立候補し、係決めに参加できなかった4月に来たばかりの転校生の畑美奈も加わり、壁新聞を作ることになる。

    奥郷町の七不思議を調べるために子どもたち3人は動き始めるのだが、七不思議だけじゃなく殺人の謎もあって、さらには町自体が大きな謎に包まれていて…。
    いつもなら話すこともないこの3人が、次第に違和感なく馴染んでいく姿に応援したくなる。
    子どもたちがどう考え、動いていくのかとても興味深く、ちょっとオカルト的でもあり、怪談なのか?とも…なんとも言えない感じのまま引っ張られてしまった。





  • 仲間と敵が終盤入れ替わったり、謎解きにオカルト要素を入れてもあり得そうな感じを出しておりかなり引き込まれました。最後は敵?を倒してハッピーエンドでスッキリしました

  • 本の内容は 作品紹介にとても詳しく書いてあります。そちらをどーぞ参考に。

    小学生3人が 殺人事件の犯人を見つける?
    そんなん出来るの?
    ってね、思っておりましたが。

    この小さな探偵さんたちは、大人顔負けの推理力と行動力で 本格ミステリーと怪奇現象に挑みますよ!

    小学生最後の1年間。友情と恋と成長の物語でもあります。

    ✎┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
    『最初は小学生の片田舎の心霊スポットの調査でしかなかったのに、いつの間にか町の歴史を揺るがすくらい大きな秘密が立ちはだかっていることがわかってきた』

    ✎┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
    『いいことも悪いことも、誰かから吹き込まれる情報だけじゃなくて、自分の力で探してみたいんだ』


    なんかね、もっとちゃんと面白かったこと伝えたいんだけど、昨晩 全然眠れなくて
    今、とっても とっても とっても とっても とっても とってとっても眠いのです 。MN5。まじで寝落ちする5秒前。
    (。ρω-。)zzz ᐝ

    • ゆーき本さん
      これ小学生から読めそうよ(ˊ˘ˋ*)
      煉瓦本…顔に落ちたら痛いだろうねぇ笑
      ユキは今夜『犯罪者 下』を読み始めて 眠れなくなることだろう(。...
      これ小学生から読めそうよ(ˊ˘ˋ*)
      煉瓦本…顔に落ちたら痛いだろうねぇ笑
      ユキは今夜『犯罪者 下』を読み始めて 眠れなくなることだろう(。-∀-)ニヒ♪
      2023/11/24
    • 1Q84O1さん
      京極本を枕にして、羊が1匹、羊が2匹、羊が3匹…、(つ∀-)オヤスミー
      京極本を枕にして、羊が1匹、羊が2匹、羊が3匹…、(つ∀-)オヤスミー
      2023/11/24
    • ゆーき本さん
      おはよー(* ‘ᵕ‘ )ノ
      イッキューさんが羊を数えてくれたおかげで
      ぐっすりでした( ˊ࿁ˋ ) ᐝ
      今度 眠れない日がきたら 子守唄で...
      おはよー(* ‘ᵕ‘ )ノ
      イッキューさんが羊を数えてくれたおかげで
      ぐっすりでした( ˊ࿁ˋ ) ᐝ
      今度 眠れない日がきたら 子守唄でお願いします。
      2023/11/25
  • いわゆる王道ではないけど、すごいミステリーだった、その一言に尽きる作品でした。

    本作は怪奇現象に興味深々な小学6年生のユースケが、そのオカルト好きを発揮するため、学校新聞を作る掲示係になることから始まります。その掲示係には何故かお堅い優等生であるサツキも立候補し、加入することに。そして、偶然掲示係になったミナも含めた3人で、町の七不思議を題材に学校新聞を作ることにします。しかし、その七不思議は七つ目を知った者は必ず死ぬという言い伝えがあって…

    ざっとあらすじを書いただけではミステリー感あんまりないですが、とにかく謎がてんこ盛りです笑
    七不思議の謎だけでなく、町の謎、未解決事件の謎などありとあらゆる謎解きが絡まり合って、最後に1つの物語が形成されるのが素晴らしいです!

    さらに素晴らしいのは、推理が常に「オカルト説」と「人為的説」の2つの対立で進められることで、多重解ミステリーを想起させつつも、1本の結論に結びつけるのはさすがですし、結末が今村さんの作品過ぎて、もうたまりませんでした笑

    • アンシロさん
      ネモJさん、はじめまして。フォローして頂き、ありがとうございます。

      私は読書&ブクログを始めてまだ1年程の初心者ですが、情報交換など仲良く...
      ネモJさん、はじめまして。フォローして頂き、ありがとうございます。

      私は読書&ブクログを始めてまだ1年程の初心者ですが、情報交換など仲良くさせて頂けると嬉しいです(*^^*)よろしくお願いします。

      今こちらの作品を読んでいます。葉村&剣崎シリーズと違って、小学生たちが主人公なのも新鮮でいいですね^_^どんな結末が待っているか楽しみです☆彡
      2023/12/18
    • ネモJさん
      アンシロさん、こんばんは
      こちらこそフォローいただきありがとうございます!
      今村さんといえば、葉村&剣崎シリーズの印象強かったのですが、こち...
      アンシロさん、こんばんは
      こちらこそフォローいただきありがとうございます!
      今村さんといえば、葉村&剣崎シリーズの印象強かったのですが、こちらの作品もそれを彷彿として面白いので、ぜひ感想をお聞かせください!
      2023/12/18
    • アンシロさん
      ネモJさん、こんばんは。

      ゾンビや予言、巨人に犯人がそれを利用するのが斬新で面白かったです(*^^*)読み終わったら感想を書きますね。
      ネモJさん、こんばんは。

      ゾンビや予言、巨人に犯人がそれを利用するのが斬新で面白かったです(*^^*)読み終わったら感想を書きますね。
      2023/12/18
  • オカルト×ミステリーという今作。小学生が主人公ということもあってか、あまり怖さは感じなかった。
    七不思議を解いていく過程は面白く、ワクワクしながら読んだけど、ラストはなんだか不完全燃焼…。

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著者プロフィール

1985年長崎県生まれ。岡山大学卒。2017年『屍人荘の殺人』で第27回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。同作は『このミステリーがすごい!』、〈週刊文春〉ミステリーベスト10、『本格ミステリ・ベスト10』で第1位を獲得し、第18回本格ミステリ大賞[小説部門]を受賞、第15回本屋大賞第3位に選出。映画化、コミカライズもされた。シリーズ第2弾『魔眼の匣の殺人』も各ミステリランキングベスト3に連続ランクイン。2021年、テレビドラマ『ネメシス』に脚本協力として参加。いま最も注目される期待の俊英。

「2021年 『兇人邸の殺人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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