ファースト・コンタクト: 地球外知性体と出会う日 (文春新書 4)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784166600045

感想・レビュー・書評

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  • 地球外生命体との遭遇の足掛かりに、通信技術を用いて、発信、受信の記録を求める機関があり、我々のような知的生命体が地球外に存在するのならば、同様もしくはより良い技術を身につけていて、交信の機会を窺っているという説と、我々がすでに絶滅危惧種に行なっているように、進化の過程を壊さないように、存在を知っているがあえて接触してこないという説がある。私は後者の説と同意見。

  • 1998年の当時の宇宙人探しの現状がまとめられている本。いわゆるETの存在を肯定するところからはじまり、大々的な努力の様子が描かれている。個人的には、ETの存在は信じるが、まずはSFを利用して思考実験をしていることで十分な気がする。技術が十分に蓄積されれば、人類は宇宙に飛び出していけるのであろうから、急ぐ必要はないと思う。



  • mmsn01-

    【要約】


    【ノート】
    ・新書がベスト

  • フォトリーディング&高速リーディング。

  • (2000.05.02読了)(1999.08.26購入)
    (「BOOK」データベースより)
    ETI(地球外知性体=宇宙人)はきっと銀河系のどこかに存在する。そのこと自体を疑う人間は、もはや科学の世界では少数派である。いつの日か、ETIとコンタクトをとることを夢見る科学者たちは今日も巨大な電波望遠鏡を星空に向け、宇宙からの電波に耳を傾けている。果していつ、われわれは彼らに遭遇し、彼らは何を語りかけてくるのか?われわれは彼らと友好的に接触できるのか?最新の研究成果を多角的にリポートする。

    ☆金子隆一さんの本(既読)
    「よくわかる宇宙論」金子隆一著、日本文芸社、1991.06.10
    「新恐竜伝説」金子隆一著、早川書房、1993.06.30
    「ダーウィンの憂鬱 ヒトはどこまで進化するのか」金子隆一著、祥伝社、1997.03.01
    「ヒトとアリ どちらが働き者か」金子隆一著、祥伝社、1998.10.05

  • 難しかったけど、おもしろかった。
    この人の文章もすごくきれい。
    地球外知性体は現在のところ、見つかっていないけれど、科学的根拠がしっかりしていて、決していないと言い切れないところが、この本のすごいところだと思う。

  • [ 内容 ]
    ETI(地球外知性体=宇宙人)はきっと銀河系のどこかに存在する。
    そのこと自体を疑う人間は、もはや科学の世界では少数派である。
    いつの日か、ETIとコンタクトをとることを夢見る科学者たちは今日も巨大な電波望遠鏡を星空に向け、宇宙からの電波に耳を傾けている。
    果していつ、われわれは彼らに遭遇し、彼らは何を語りかけてくるのか?
    われわれは彼らと友好的に接触できるのか?
    最新の研究成果を多角的にリポートする。

    [ 目次 ]
    第1章 宇宙生物学とは何か
    第2章 SETI前史
    第3章 SETIの現在
    第4章 なぜETIは見つからないのか
    第5章 ファースト・コンタクトの日に
    第6章 ETIとの直接接触

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著者プロフィール

金子隆一(かねこ りゅういち) 写真史家、写真集コレクター
~ 年 東京都写真美術館専門調査員、東京綜合写真専門学
校理事長、武蔵野美術大学非常勤講師などを歴任。
国内外の美術館、ギャラリーでも展覧会のキュレーションを多数手が
けている。
主な著者に『日本近代写真の成立』([共著]青弓社、年)、『イン
ディペンデント・フォトグラファーズ・イン・ジャパン』([共
著]東京書籍、年)『植田正治 私の写真作法』( ブリタニカ、
年)、『定本 木村伊兵衛』(朝日新聞社、年)、『日本写真集
史』(赤々舎、年)、『日本は写真集の国である』(梓出版社、
年)ほか。

「2023年 『インタビュー 日本の現代写真を語る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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