- Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
- / ISBN・EAN: 9784166602223
作品紹介・あらすじ
総理大臣のオフィスである首相官邸。その外観は毎日のようにテレビに登場するが、内部の詳しい構造が紹介されることはない。また、そこではどんな人たちが働き、なにが決定されているかということも、ほとんどの国民は知らない。政務担当秘書官として首相を支えていた元通産官僚と、官邸記者クラブでウォッチングを続けていたジャーナリストがここで明らかにする多くの事実を知れば、未曾有の激動のなかにある日本政治を見つめ直すことが出来るだろう。
感想・レビュー・書評
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平易で読み易かったが、旧官邸の内容なので、新官邸版が出ることを期待したい。また一度永田町界隈へも訪ねてみたい。
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ニュースで頻繁に登場する首相官邸ですが、それがどういうものでどんなことが行われているか知る機会は意外と少ないのではないでしょうか。本書では、首相秘書官として官邸を内側から知る江田氏と取材経験豊かな政治記者が、首相官邸についての歴史、内情、歳時記などを語っています。さすがに両著者とも内側の世界を知る人間だけあって、官邸内の世界が本書からリアルに想像できます。
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首相官邸のガイド本。元首相秘書官の回想録的な内容かと思ったが、ちょっと違った。(第二・三章を江田氏、残りは龍崎氏の分筆)
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首相官邸で出るお茶はなぜか茶碗でなくてガラスのコップで出るといった細部を描く部分と、政治制度として官邸が果たすべき役割とを提言する部分が混ざっている。