本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
- / ISBN・EAN: 9784166603077
作品紹介・あらすじ
これまで見向きもされて来なかった映画や演劇、小説などの会話にこそ、真の日本語の鉱脈は潜んでいる。というわけで、小説、エッセイから映画、演劇、漫才、落語に至るまで、珠玉の会話を縦横無尽に掘り出してみせたのが本書です。シェイクスピア翻訳劇や漱石、谷崎、エンタツ・アチャコやダイマル・ラケット、向田邦子、ビートたけしなど、日本語の芸を堪能させる手練が続々登場。坂田三吉の「銀が泣いている」、映画「仁義なき戦い」の方言丸出しの会話、天童よしみのインタビュー対談など、もう何でもあり…の「会話版」文章読本です。
感想・レビュー・書評
-
新聞の書評で興味を持って、読んでみたんですが、正直、期待外れでした。”珠玉の会話”を分類して紹介する、という内容ですが、もう一歩踏み込んだ解説が…というか…うーん、漫然と並べただけ、みたいな印象が拭えません。解説的なものはついてはいるんですが、詰めが甘いというか。強いて挙げるなら、最初の章「会話はこんなに通じない」と最後の章「方言こそ日本語のお宝だ」かな、読んだ甲斐のあったものは。もとい、読まないよりはマシ、だったのは。
詳細をみるコメント0件をすべて表示
全1件中 1 - 1件を表示