会話の日本語読本 (文春新書 307)

著者 :
  • 文藝春秋
3.00
  • (1)
  • (1)
  • (5)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 26
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784166603077

作品紹介・あらすじ

これまで見向きもされて来なかった映画や演劇、小説などの会話にこそ、真の日本語の鉱脈は潜んでいる。というわけで、小説、エッセイから映画、演劇、漫才、落語に至るまで、珠玉の会話を縦横無尽に掘り出してみせたのが本書です。シェイクスピア翻訳劇や漱石、谷崎、エンタツ・アチャコやダイマル・ラケット、向田邦子、ビートたけしなど、日本語の芸を堪能させる手練が続々登場。坂田三吉の「銀が泣いている」、映画「仁義なき戦い」の方言丸出しの会話、天童よしみのインタビュー対談など、もう何でもあり…の「会話版」文章読本です。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 新聞の書評で興味を持って、読んでみたんですが、正直、期待外れでした。”珠玉の会話”を分類して紹介する、という内容ですが、もう一歩踏み込んだ解説が…というか…うーん、漫然と並べただけ、みたいな印象が拭えません。解説的なものはついてはいるんですが、詰めが甘いというか。強いて挙げるなら、最初の章「会話はこんなに通じない」と最後の章「方言こそ日本語のお宝だ」かな、読んだ甲斐のあったものは。もとい、読まないよりはマシ、だったのは。

全1件中 1 - 1件を表示

鴨下信一の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×