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- Amazon.co.jp ・本 (198ページ)
- / ISBN・EAN: 9784166604593
作品紹介・あらすじ
抗生物質が絶大な効果を発揮したのはもはや過去の話。菌は次々と耐性を獲得し、その結果、肺炎で死ぬ人は増加の一途。簡単な手術でも、手術後の感染に化膿止めが効かず死者が出たりと、細菌感染に対する備えは戦前レベルに逆戻りしつつある。薬の専門化である著者は、こうした耐性菌跋扈の恐るべき現状を明らかにし、菌が耐性を獲得する仕組みを解説するとともに、抗生物質や抗菌グッズの使用制限など、効果的対策を提言する。
感想・レビュー・書評
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今読んでる本。<br>
ひらたく説明すると多剤耐性菌がどんだけ怖ろしいかを書いた本<br><br>医師薬剤師向けだなこりゃー。一般人が読むにはちょっと専門的すぎるかも。著者氏は薬学系の微生物学者。<br>メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)に唯一適応のあるバンコマイシンが効かなくなったらどうするつもりだろう…日本の医学界は…最近は新薬の研究も伸び悩みだしね〜<br>この本を読んでいると、“人類の滅亡する日は近いかも?”<br>そんな気分になります。 -
抗生物質や抗菌剤の多用が、耐性菌の広がりを生み出している。MRSAや究極のバンコマイシンさえ効かなくなっている。
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