書評家〈狐〉の読書遺産 (文春新書 552)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 16
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  • / ISBN・EAN: 9784166605521

感想・レビュー・書評

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  • nejidonさんの「山村さんの名も、もっと知られるようになってほしいです。」を受けて
    https://booklog.jp/users/nyancomaru/archives/1/4480428542#comment

    『書評家<狐>の読書遺産』 山村修 (文春新書) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
    https://booklog.kinokuniya.co.jp/kato/archives/2007/02/post_57.html

    文春新書『書評家〈狐〉の読書遺産』山村修 | 新書 - 文藝春秋BOOKS
    https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784166605521

    • nejidonさん
      猫丸さん、早速upして下さってありがとうございます!
      書評も読みました。まさにその通り!と頷いておりまする。
      その一冊を読む幸福感。必ず...
      猫丸さん、早速upして下さってありがとうございます!
      書評も読みました。まさにその通り!と頷いておりまする。
      その一冊を読む幸福感。必ずそれがありました。
      本として残ってくれるのは、私たちにとって幸福です。
      2020/09/11
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      nejidonさん
      何故か文春に書かれていたと思っていました(狐名義の「水曜日は狐の書評」筑摩書房にはちゃんと日刊ゲンダイ)と書かれているの...
      nejidonさん
      何故か文春に書かれていたと思っていました(狐名義の「水曜日は狐の書評」筑摩書房にはちゃんと日刊ゲンダイ)と書かれているのに、、、

      夕刊紙やスポーツ新聞って全く読む習慣がなかったので、連載時は知りませんでしたが。書評が纏まった時の書評(ヤヤコシイ)で絶賛されていたのを思い出します。
      もっと早く「MIB」が作られていたら、「日刊ゲンダイ」読んでいたかも?と思うと残念(何が)
      2020/09/11
  • [ 内容 ]
    志ん朝の落語からプルーストまで、坂本龍馬の手紙からコナン・ドイルまで。
    古今東西の名著からマイナー作家の愛すべき作品までを、ひたすら味わい尽くした、最後の読書案内。

    [ 目次 ]
    学究のパリ、文士のパリ
    「うそ!」へのジャンプ
    声が聞こえる、姿が見える
    言葉の魔術師
    多芸多才と、一芸と
    「新しい人」
    はじめて出合う西欧
    巻おくあたわず
    「世界でもっとも平静な書物」
    色とりどりの夢幻と卓抜なユーモア〔ほか〕

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 生前、著作に触れたことがなかったので、ここで読むのが初めての狐書評。言葉はおかしいけど”現代文学の古典”みたいな作品が多く、タイトルと出版社だけを見ると、ちょっと及び腰になってしまいそうなものが並ぶ印象。でも、解説文を読んでいると、平易に理解され、エンタメ的に楽しめそうな気になってくるからお見事。普通の読書家に向けてのメッセージとしては、それって成功ってことですよね。

  • とにかく広く深い本に知識。
    読んだことのある、知っている本は、僅か1、2冊…。
    圧倒された。

  • もっと〈狐〉を読みたかった。

  • 渡邊十絲子さんオススメの新書。
    書評とはかくあるべしというお手本のような文章がいい。
    つい、紹介されていた何冊かの本を注文してしまった。

  • こんな不勉強な私でも、朝日・日経・読売・産経各新聞の書評欄と、BS週刊ブックレビューは毎週欠かさずチェックしています。
    以前は、週刊読書人や図書新聞、そして今はなき日本読書新聞も購読していましたが、あまりにも専門的すぎるので、近頃はやめてしまいました。

    ともかく、すべての本に目を通すことは不可能に近いので、残念ながら、書評を多いに参考にするしかなく、でもそれは、手抜き、ではなく、積極的な意味で、あくまで参考です。
    そしてその他、書評集として出ている本も、対象として常に見落とす訳にはいきません。

    その中で、<狐>という名で、いつも刺激的な挑発的な本の紹介をしてくれた山村修氏が亡くなったのが昨年の八月十四日、もうすぐ一周忌ですね。

    ある時、私の得意分野でわかったことですが、たった数頁の書評の中に厖大な知識と教養と課題措定が潜んでいることが判明して、密かに敬愛し、彼が書評した本を一冊もらさず読むという難行・荒行に挑戦してきました。それももう終わりなのですね。

    狐名義と本名で書いた十冊余の著作は、あらゆる分野を網羅した真剣に楽しんで読める本のガイドブックとして、これからも読み継がれていくことでしょう。

  • こういう文章を書いたら書評として認められるということでしょうか。
    2007年刊の本ですけど、中に紹介されている本はさらにさらに古い感じ。
    出版年以上の歴史を感じます。
    それを平成初期の感覚で書かれている。
    訳文に対しての書評が結構ありますね。
    これをこう訳してるのが面白い、みたいな。
    とても興味深く読めました。
    翻訳の本に対してその文章を褒めている場合、原文なのか訳文なのか難しい。
    実はこの本にも結構そんな感じのところあります。
    私の読み方が足りないのかもしれない。
    そして私の感想文はこんな感じです。

  • 39101

  • 志ん朝の落語からプルーストまで、坂本龍馬の手紙からコナン・ドイルまで。古今東西の名著からマイナー作家の愛すべき作品までを、ひたすら味わい尽くした、最後の読書案内。(袖)

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