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- Amazon.co.jp ・本 (428ページ)
- / ISBN・EAN: 9784166606320
作品紹介・あらすじ
少年を凶行に走らせる要因とはいったい何か?英米で起こった未成年による殺人13例を、加害少年の生い立ちから司法による対応まで徹底追跡、その病理を浮き彫りにする戦慄のレポート。
感想・レビュー・書評
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読了メモ。C.A.デイヴィス『少年たちはなぜ人を殺すのか』。個別の詳細と、それら全体の考察から、殺人という出来事が発生する背景を顕にする。その背景は私たちの日常生活に潜み、他人事とは思えない。出来事に感傷的な反応をせず、その感情はケアと問い直しへと継続的に向かわせることが大切。
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こないだ読んだ保護司のおばちゃんのように、
誰かが受け入れるだけで楽になる子が
世の中にはたくさんいるんだろう。
ついつい目の前の事件やその陰惨さに
目を奪われてしまうけど、
著者の言うように、生育歴や虐待の有無は
知ることがなかなか出来ない。
ノルウェーの刑務所が機能しているように、
懲罰のない矯正は出来るのか。
ただ、あまりに手遅れな場合はどうなのかとか
なかなか単純な答えは出せない…
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