自分をデフレ化しない方法 (文春新書 738)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 65
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784166607389

感想・レビュー・書評

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  •  ブラック企業の利用の仕方とかは共感するなぁ。たとえ今の境遇が恵まれていなくても何か打つ手を考えないと。生きていくには、したたかさ、戦略性が不可欠だ。

  • この2年くらい、勝間和代さんの本は、標題(タイトル)がすばらしい。
    勝間和代さんはインフレしているのでデフレは絶対しない。

    そのため、標題が間違っていることは絶対にない。
    誰が、標題を命名したのかも書いてあるとうれしい。

    デフレとインフレとどちらが嫌かというとインフレではないだろうか。
    よく考えてみたいと思う題材を標題で投げかけてくれる良書だ。

    内容は、いつもの大量生産型の文章で、インフレーションしているような気がする。

  • う〜ん…なんだかなあ。
    タイトルの「自分をデフレ化しない方法」とやらはどこにも載っていない。個人でできるデフレ対策や、国レベルで行なってほしいデフレ対策について書かれているだけだった。
    語り口調が熱いわりには伝わってくるものがあまりない。
    初めて勝間さんの本を読んだが、これは自己満足のために書いたとしか思えないかも。

  • デフレの考え方についてわかりやすい本。自分をデフレ化しない、ということについてはあまり書かれていなかったのは残念。

  • 勝間さんの本にしたら情報量がすくないかなと思った。
    デフレについての考え方は非常に参考になります。

  • デフレの世の中について、なんとなくわかった気がする。もう少し初心者にもわかるように書いてあると良かった。

  • タイトルからして単なる自己啓発本だと思っていたらしっかり経済の本でした。内容は悪くはないと思いますが、ビジネスパートナーだけあって上念さんの本とかぶるところがかなりあって、そこは少し残念でした。

  • タイトルは些か分かりにくいものではあるけれど、勝間氏の提唱したいことは大いに理解できる。
    キーワードはまさにデフレ。不況の中では何をどうやってもうまく生きにくいのは確かであり、その複雑な経済状況の中で自分はどうあるべきか。勝間節がとても爽快である。
    その中でのポイントは「自立」ではないのでしょうか。
    社会が生きにくいのは政府機関に関して欠陥があるのは確かであるが、それだけではない。もちろん国民であり、企業人である私たちにも責任があり、リスクを取った生き方をしていないツケがいままさに嫌な形で絡まっているかとすら思えてくる。

  • 書名が「自分を」で始まるので、自己啓発本かと思いきや、勝間氏のデフレはダメ論の本だった。
    第2章の「デフレ時代のサバイバル術」は処世術的ではあるが、他はデフレのまずさとデフレ脱却の方策について自論を展開。
    ちょっと期待した内容と違った。
    菅大臣とのやりとりに始まり、日銀の対応のまずさ、デフレの原因、インフレ誘導など、わかりやすいが、比較的簡単な話にとどまっていて目新しさに欠ける。
    デフレは弱者に厳しく、強者に得といった主張があったり、再配分でお金を配ろうといった提案であるが、必ずしも納得、同意できることばかりではなかった。
    少し期待はずれであった。

  • 「自分を~」というタイトルから、どのようにすれば自分の価値を高められるか?という本だと想像していたが、違う。日本の国民として、現状のデフレを終わらせる為に「政府や日銀に伝えるべき」との結語。う~ん。。話題本だけど古本で充分。

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著者プロフィール

東京都生まれ。経済評論家(兼公認会計士)。早稲田大学ファイナンスMBA、慶應義塾大学商学部卒業。
当時最年少の19歳で会計士補の資格を取得した後、21歳で長女を出産。在学中から監査法人に勤めるが、ワーキングマザーとしての働きにくさから外資系企業に転職。以後、外資系数社を経て、経済評論家として独立。労働生産性の改善などが得意分野。
男女共同参画会議「仕事と生活の調和に関する専門調査会」専門委員。ワーキングマザーのための無料会員制ウェブサイト「ムギ畑」(http://www.mugi.com)を主宰。3女の母。
著書に『インディでいこう!』『猪口さん、なぜ少子化が問題なのですか?』(共著)『無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法』『無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法』(以上、ディスカヴァー)、『マッキンゼー組織の進化』(ダイヤモンド社、共著)などがある。

「2007年 『ワーク・ライフ・バランス手帳2008』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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