歴史の余白 日本近現代こぼれ話 (文春新書 1162)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784166611621

作品紹介・あらすじ

明治、大正、昭和、平成……。教科書には載っていない歴史のこぼれ話。幕末の巨星、海舟、諭吉「犬猿の仲」の真相は。明治天皇が皇女に示した愛情とは。戦地で内村鑑三全集を読みたがった将軍は誰か。あの戦争で敗れた後の軍人たちの身の処し方は。歴史のひだに隠れ、表だって語られることはなかったが、歴史上の主役や名脇役の素顔をあざやかに示すエピソードがならぶ随筆集。歴史版「ちょっといい話」。

感想・レビュー・書評

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  • 東2法経図・6F開架:210.6A/A86r//K

  • 内容は、ほどほどに俗でありながら意外と精緻である。取り上げる題材も興味深いし、思わず「ほーっ!」とうなずく知見も散見する。
    表題はエッセイを思わせるものだが、内容は歴史ものとして意外と質が高かった。

    2018年7月23日読了。

  • 【歴史に残る人々の残らなかったエピソード】皇族の素顔から、政治家の教養と不倫問題、象の運命まで、明治から平成までのエピソードを掘り起こした大人の歴史エッセイ集。

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著者プロフィール

1947年、東京生まれ。70年、慶應義塾大学経済学部卒業。出版社に入り、雑誌・書籍の編集に携わる傍ら、日本近・現代史に興味を抱く。主な著書に『侯爵家の娘 岩倉靖子とある時代』『華族たちの近代』(共に中公文庫)、『華族誕生 名誉と体面の明治』(講談社学術文庫)、『闘う皇族 ある宮家の三代』『皇族誕生』(共に、角川文庫)、『皇室一五〇年史』『皇族と天皇』(共にちくま新書)、『歴史の余白 日本近現代こぼれ話』(文春新書)などがある。

「2018年 『大正天皇婚約解消事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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