明治天皇はシャンパンがお好き 近現代日本 歴史の横顔 (文春新書 1294)
- 文藝春秋 (2020年12月17日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784166612949
作品紹介・あらすじ
〇シャンパン好きで大酒飲みの明治天皇。その祖父に似ずパーティでも酒を一口も飲むことはなかった昭和天皇。
〇歴代有数の漢詩好きだった大正天皇も、少しだけ興味をもった俳句の世界にどっぷりつかった皇族とは。
〇酒癖が悪く日本刀を振り回し、「酔って妻を殺した」と囁かれた元勲総理・黒田清隆。
〇第一次大戦の講和会議の代表を勤めた独身貴族・西園寺公望(70)が、パリに同伴して、列強首脳に妻として遇された「ミストレス」について。
〇その元老西園寺の政治秘書として政治の裏も表も知った男と、彼の回顧録を手伝った文士との心温まる交流。
〇森鴎外と夏目漱石のフトコロ具合。
〇「ベースボールを野球と訳したのは正岡子規」というトリビアは間違っていた。
――などなど、近代日本の華族たちの研究の第一線で活躍する著者が、それぞれの分野でいまも名を遺す偉人たちの知られざる、そして人に語りたくなるエピソードを紹介します!
感想・レビュー・書評
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<目次>
酒豪の天皇、下戸の天皇
「妻殺し」の元勲
啄木と京助 友情の「収支決算」
借金の達人 牧野富太郎
文士たちのフトコロ具合
歌会始あれこれ
天皇の漢詩と皇族夫妻の俳句
昭和天皇がはじめて観た相撲
「芥川龍之介」が載っていない辞書
「野球」と訳したのは正岡子規か
文士がかかわった極秘資料
西園寺公望の「ミストレス」
DAIGOと吉田健一
安倍晋三 世襲政治家の運命
鶴見俊輔 父と子とべ平連詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【明治天皇はシャンパン好き。誰かに語りたくなる逸話集】酒癖の悪さで「妻殺し」の汚名を被る元勲総理。若い愛人同伴の外遊を堂々とした元老。近代史を飾る偉人たちの知られざるエピソード。