- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784166614288
作品紹介・あらすじ
宮廷を中心に文学が花開いた平安時代。『源氏物語』はいかに書かれ、どう読まれたか? セクシュアリティと権力の観点から平安文学を読み解いてきた日本文学研究者が、紫式部と同時代を生きた男たちの実像を通してその歴史を描き出す。
感想・レビュー・書評
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テレビの影響か日本史を読みたいと思った。藤原氏が牛耳っていた頃の朝廷が舞台となるが、日本人なのに読めない訳がないと理解できないあたりもどかしい。
テレビとも重なり、あれはこう言うこととふたつかあって深く理解できるものがあった。
現代のように、女性が前に出ること、勉学することが難しいことで、男性目線の日本史を学んできたと思う。
この本のように実はしっかり得をしたのは…という面白さをもっと知りたいものだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今年は「武蔵」「新選組!」「龍馬伝」以来10年以上ぶりにNHK大河ドラマを観ている。その流れで『源氏物語』や紫式部関係に手を出している。昔の物語は著者が誰か分かっているものは少ない(『源氏物語』は例外的)とか、書かれときから見ると少し前の時代を舞台に選んだことで「光源氏のモデルは誰か」のようなゴシップから逃れられかもというようなことは知らなかったので新鮮。
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