御宿かわせみ (13) 鬼の面 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167168575

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  • 【7作収録】
    ・江戸を四ヶ月ばかり留守にしていた間に、結婚の約束をした女を亡くした男。縁側に座っている姿を確かに見たはずだが・・・幽霊なのかそれとも・・・
    ・舟遊び中に河童に遭遇する事件が2つ起こった。殊に2つ目は死者も出し、放ってはおけなくなった東吾らが動き出す
    ・子供の頃に母親が男とかけおちし、父親と二人で寄り添うように生きてきた娘。十年ぶりに母親が帰ってきたが受け入れられず・・・
    ・病人のいる家ばかりを狙う強盗が多発。宗太郎と七重もかどわかされ、必死に救出を試みる東吾ら。犯人は名を変え、医者の弟子として過ごしていたかつての忠三郎だった
    ・宗太郎、七重の祝言の帰り道で出会った女に同情し、一夜の契りを結んだ東吾
    ・節分の日、問屋の婿養子が殺された。前夫に疑いがかかり連行されたが、腑に落ちない東吾らは調査を始める
    ・亡母の墓参りのたびに東吾らが利用する茶屋の女将が、かわせみに滞在している男が捜し求めていた育ての母だと判明

  • 98年12刷本

  • 「雪の夜ばなし」宗太郎と七重の祝言の日、東吾は人助けということで琴絵と関係を持つ。この一度の過ちが大変な事になるんだよね。

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著者プロフィール

東京都生まれ。日本女子大学国文科卒業。戸川幸夫の知遇を得、その推薦で長谷川伸の門下となる。1959年『鏨師』(たがねし)で第41回直木賞を受賞。1991年『花影の花』により、第25回吉川英治文学賞を受賞。また、これまでの業績により、1997年紫綬褒章を、1998年第46回菊池寛賞を受賞。2004年文化功労者に選ばれ、2016年文化勲章を受章した。著書に南町奉行所内与力・隼新八郎がさまざまな事件を解く「はやぶさ新八御用帳」「はやぶさ新八御用旅」シリーズや「御宿かわせみ」シリーズなどがある。

「2019年 『新装版 はやぶさ新八御用帳(十) 幽霊屋敷の女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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