新装版 御宿かわせみ (7) 酸漿は殺しの口笛 (文春文庫) (文春文庫 ひ 1-89 御宿かわせみ 7)
- 文藝春秋 (2004年11月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167168889
感想・レビュー・書評
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・春色大川端
・酸漿は殺しの口笛
・玉菊灯籠の女
・能役者、清太夫
・冬の月
・雪の朝詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
春色大川端」「酸漿は殺しの口笛」「玉菊燈籠の女」「能役者、清太郎」「冬の月」「雪の朝」収録。
相変わらず・・という印象。ただ、るいと東吾の惚気、かわせみや周辺の雰囲気は馴染んで快い。その他の、事件に関わる連中の個性が翳んでギャップとなっている。今後も絡みそうな悪役も出てきたが、極悪非道で気障というステレオタイプに思える。
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くま様んちへ船に乗ってお引越し。
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静かに進む東吾とるい。今回は捕物的な話が多くてるいの出番少な目。「能役者、清大夫」は長くてちょっと苦痛。今回犯人を取り逃がすのが多かったけど、取り逃がした犯人が次に出てくるのが楽しみ。
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相変わらず、東吾の男ぶりが良い。
巻が進むにつれ、その他の登場人物たちが、生き生きと動き出していくよう。 -
御宿かわせみシリーズ第七巻。このあたりでは、まだまだ捕物帳的な内容が多く、しかも東吾が積極的にお縄取りに参加していたりもする。何度も読み返すと、前に読み落としていたり、気が付かなかったりすることも多く、面白い。人情もの的な部分もあるし、シリーズとしての、全体の流れもあるし、本当に読ませる作品だと思う。るいと東吾も熱々でこちらが恥ずかしくなるような。【2007年3月11日読了】
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東吾さんの方が、読んでる量多いからか、やっぱ好きだなぁ。
ますます内容が洗練されてきている感がある。
シリーズでそろえたいものだわっ。
NHKの御宿かわせみ、見てみたーい。 -
ナイトキャップ代わりに再読.しかしこれは「御宿かわせみ」シリーズの中でも割に出来が良くない方じゃなかろうか.特に所収の「春色大川端」は,短編の少ない分量の中で人が死ぬこと死ぬこと.出て来たと思ったらあっという間に死ぬので忙しない.