新装版 御宿かわせみ (7) 酸漿は殺しの口笛 (文春文庫) (文春文庫 ひ 1-89 御宿かわせみ 7)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167168889

感想・レビュー・書評

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  • ・春色大川端
    ・酸漿は殺しの口笛
    ・玉菊灯籠の女
    ・能役者、清太夫
    ・冬の月
    ・雪の朝

  • 春色大川端」「酸漿は殺しの口笛」「玉菊燈籠の女」「能役者、清太郎」「冬の月」「雪の朝」収録。
    相変わらず・・という印象。ただ、るいと東吾の惚気、かわせみや周辺の雰囲気は馴染んで快い。その他の、事件に関わる連中の個性が翳んでギャップとなっている。今後も絡みそうな悪役も出てきたが、極悪非道で気障というステレオタイプに思える。

  • くま様んちへ船に乗ってお引越し。

  • 静かに進む東吾とるい。今回は捕物的な話が多くてるいの出番少な目。「能役者、清大夫」は長くてちょっと苦痛。今回犯人を取り逃がすのが多かったけど、取り逃がした犯人が次に出てくるのが楽しみ。

  • 相変わらず、東吾の男ぶりが良い。
    巻が進むにつれ、その他の登場人物たちが、生き生きと動き出していくよう。

  • 御宿かわせみシリーズ第七巻。このあたりでは、まだまだ捕物帳的な内容が多く、しかも東吾が積極的にお縄取りに参加していたりもする。何度も読み返すと、前に読み落としていたり、気が付かなかったりすることも多く、面白い。人情もの的な部分もあるし、シリーズとしての、全体の流れもあるし、本当に読ませる作品だと思う。るいと東吾も熱々でこちらが恥ずかしくなるような。【2007年3月11日読了】

  • 東吾さんの方が、読んでる量多いからか、やっぱ好きだなぁ。

    ますます内容が洗練されてきている感がある。
    シリーズでそろえたいものだわっ。

    NHKの御宿かわせみ、見てみたーい。

  • ナイトキャップ代わりに再読.しかしこれは「御宿かわせみ」シリーズの中でも割に出来が良くない方じゃなかろうか.特に所収の「春色大川端」は,短編の少ない分量の中で人が死ぬこと死ぬこと.出て来たと思ったらあっという間に死ぬので忙しない.

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著者プロフィール

東京都生まれ。日本女子大学国文科卒業。戸川幸夫の知遇を得、その推薦で長谷川伸の門下となる。1959年『鏨師』(たがねし)で第41回直木賞を受賞。1991年『花影の花』により、第25回吉川英治文学賞を受賞。また、これまでの業績により、1997年紫綬褒章を、1998年第46回菊池寛賞を受賞。2004年文化功労者に選ばれ、2016年文化勲章を受章した。著書に南町奉行所内与力・隼新八郎がさまざまな事件を解く「はやぶさ新八御用帳」「はやぶさ新八御用旅」シリーズや「御宿かわせみ」シリーズなどがある。

「2019年 『新装版 はやぶさ新八御用帳(十) 幽霊屋敷の女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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