- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167177775
感想・レビュー・書評
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あんかけスパは、前に近所に食べさせる店があったときは食べたなぁ。
味とかたたずまいとかそういうものより、量が多くて大変だったという記憶しかありませんが。
インスタントラーメンを茹でてくれる店はまだ生き残ってるのかな?
手に入れづらい袋麺なら一度くらいは行って食べてみたい気もするんだけど。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いつ読んでも飽きさせない食べ物にまつわるエッセイ。取るに足らない身近な食べ物を題材にして、ここまで楽しい文章が書ける人もそういないと思う。内田樹のような難解で高尚な文章とは対極に位置するが、同じくらい高尚なレベルにあると思う。とにかく文章がうまい!職場で昼休憩の時間に一人で読みながら、またしても思わず笑ってしまいました。
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電車に乗って、「あ、本忘れた」と気がついた時のショックは結構大きい。
乗り換えの駅で本屋に直行して、本を買う。ただし、今読んでいる最中の本への集中力は削ぎたくない。そこで東海林さだおさん。丸かじりシリーズ。というわけです。
カニ玉に格差社会をみる東海林さんはやっぱりオカシイ。
あんスパを「野望」という東海林さんは。。。
本当にいつもいつも面白い。 -
ここ数年、年の初めの一冊は東海林さん作品です。
無条件で楽しく、間違っても何かを深く考えこんだりしたりすることもない、正しい日本人の正しい読書初めの一冊だと思えたりします。
そして実生活に少しばかり役立ったりする、そんな一冊であったりもします。
「スモークサーモンの”ごはんですよ”食い」、「なめ茸丼」はぜひ近日中に食べてみたいと思います。
数年前まで通いつめていた居酒屋さん(実は鰻屋さんですが―)が登場したりしていて・・、あぁ久しぶりに、呑みに行きたくなっちゃいました。 -
文章も絵も「いつもの」という感じで、安定感。私は絵に添えてある東海林さんの字が好きです。
クリスピークリームドーナツの話が出てきて、なんだか時代の変化を感じた。
「エノキ家の家計」「楽しいぞ、メガマック」を、特に楽しく読んだ。
MVP:なし -
東海林さだおの週刊朝日に連載している「丸かじり」シリーズ・エッセイ。これも単行本で出た際に買って読んでいる再購入モノ。
今作ではラーメンで三週分のコラムを要している。ラーメン屋で650円のラーメンを頼むと50円分は作っている姿を見せるパフォーマンス代だから、カウンターに座らずテーブルに座るのは損。麺を茹でるのも大鍋にどっと入れるのが正しく、ひとり分ずつ入れる「振りざる」に入れるのはズル。大鍋でのびのびと泳がせてやれよ、と東海林節全開だ。
ちょっとした空き時間に、余り頭を使わないでコーヒーの友に、ちょっとダレ気味のフットボール録画を見ているときに、と読み方は問わないし力を入れて読むべき本でもないが何故か新刊が出るたびに手が出て止まらないカッパエビセンのような魔力を持つ食べ物エッセイ。
これだけの国民的作家でありながら事務所を構えている私の地元・西荻窪では誰も「東海林は地元の英雄だ」とは誰も言わないし、地元の祭りにも「東海林さん来たる」という張り紙が出たことも無いのはなぜだろう。 -
そういえばメガマックなんてのがあったなー、と懐かしく思ったり。
読了してから「豚肉の生姜焼き」が無性に食べたくなって、翌日の昼飯がそれになった。
このシリーズを読むとそういうことは日常茶飯事w -
最新刊は、後半からが面白いネタが出てきます。
たこさんウインナーでみんなほのぼのとしている中で、方や駅弁を開いたときにウインナーが出てきたときのがっくり、憤怒「なめとんのか、おれを!」上手い!
ラーメンネタも秀逸。
650円のラーメンだったら50円はパフォーマンス料。カウンターではなくテーブルの人は50円損しているとか、麺を茹でているときにピーピーなるタイマーが許せない、なぜならそれがなるまで別のことを考えていてもよい、ということだからそれは嫌だな、などいつもの東海林くん観察&素敵な表現満載で楽しめます。 -
色々なエッセイ。
食べ物のあれこれ、ですが、美味しそうというより
へぇ、という内容。
エノキを数えるのと、ビールを温める話に
ちょっと興味がありますが、やる事は…。
ウィンナーの話もありますが、弁当に入っているのは
赤いものが多いので、微妙な気になるのではないかと。 -
インスタントラーメンを出す店ありましたね。時代時代でこういう店出てきますがさすがに2回はいかないよね。