読むクスリ 33 (文春文庫 う 2-42)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167248420

感想・レビュー・書評

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  • 物に対する話や、人に関するもの、人の言葉に行動。
    色々な事について、それに関する話は、ひとつひとつが短くて
    もうちょっとだけ…とどんどん読んでしまいましたw

    ほんの少しの事で考えが変ってしまう、というの現実を
    目の当たりにしたのが、小学校の体験。
    今の時代、確かにこういう現実はやろうと思わないと
    まず体験できない事。
    残してもかまわない、欲しい物だけ食べる。
    それはそう思うだけでも、とてもとても贅沢な事。
    知る事は出来ても、実感できる事などないと思うと
    その学習自体も贅沢な気がします。

    どこまで突き進んでいけるか、どこまで相手を思いやれるか。
    大事な事ですが、うっかりと忘れそうな現実がたくさん、でした。

  • タイトルだけで衝動買い(^ ^;

    ご存じ文春の人気コラムの「まとめ」。
    BOOK OFFで105円だったので、つい(^ ^;

    いや、当たり前のことですが、
    えぇ話がいっぱいやな~ (ノ_-。)

    タイトルの「道があるから迷う」は、
    プロの「山登り師」のお言葉。

    学生時代から地図とコンパスを頼りに
    道なき道を進む登山をしていて、
    常に緊張感を持って地形を確認し、
    地図上の自分の位置を把握していれば
    迷うことはない。

    へたに道を見つけると「安心」してしまい、
    緊張感がなくなる。何の確証もないのに、
    道に沿っていけばどうにかなる、
    と自分の位置確認を怠っていると、
    その道が途絶えたときにパニックを起こす。
    山での遭難は、そういう時に起きる、と。

    なるほどね~...(- -

    私も若いころ、仕事の上司から
    「人を信用するな」ということをたたき込まれた。

    「人を信用する」ということは、聞こえはいいが
    言ってみれば「責任転嫁」とも言えるわけで。

    たとえ人が踏み固めた道を歩くときでも、
    常に自分の五感をフル活用して、
    自己責任で現在位置を確認していかないと、
    遭難しても誰にも文句言えないよな~...と(- -

    こんな、短いけれどためになるお話が満載。
    きっと、何度読み返してみても、
    その度に得るものがあるんだろうな~...
    と思わせてくれる本です(^ ^

  • ちょっとしたいいお話や、クスリと笑えて役に立つお話がいっぱい。頭に非常によいクスリです!特にビジネスマンによく効きます!個人的には★★★★です。(一般向けではないのかもしれないので★★★にしました)

  • 読むクスリシリーズ
    いろんな方のちょっとしたエピソードを集めた小話ノンフィクション。
    「手軽に読めて、視野が広がり、雑学も増える」と一石三鳥。
    このシリーズは、読んでいる限りでは外れが無く、ちょっとした時間に読むのに最適。

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