ローマ (文春文庫 ゆ 5-1 世界の都市の物語)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784167329037

感想・レビュー・書評

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  • ローマの街を知りたい人には、読まなくてもいい本です。

    目次
    1.「私のローマ」を求めて
    2.ネロとローマ
    3.ローマのユダヤ人
    4.ミケランジェロとその時代
    5.マグダラのマリアとイエス
    6.マグダレーナ伝説と美術
    7.ローマのマリア

    「世界の都市の物語」シリーズの「ローマ」なのに、都市論としての発想、展開を一切していないという、不思議な本。

     「ローマ」という題の本なのに、ローマの街より、ローマ人より、 作者の感心は、ミケランジェロの「ピエタ」像のマリアはイエスの母のマリアではなく、 マグダレーナのマリアだと看破した自分にあるようです。

     

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著者プロフィール

1924年、東京生まれ。東京商科大学(現・一橋大学)卒業。東京大学教養学部教授、フェリス女学院大学学長等を歴任。2006年没。著書に、『ローマ帝国の国家と社会』(岩波書店)、『ローマ帝国とキリスト教』『素顔のローマ人』『歴史家と歴史学』(河出書房新社)、『永遠のローマ』(講談社)、『歴史学入門』(東京大学出版会)、『ローマはなぜ滅んだか』(講談社現代新書)ほか多数。

「2020年 『地中海世界 ギリシア・ローマの歴史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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