アメリアを探せ 増補改訂版: 甦る女流飛行家伝説 (文春文庫 あ 11-3)
- 文藝春秋 (1995年11月1日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167375034
感想・レビュー・書評
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LONG SILENCE FOLLOWS AMELIA’S RADIO SOS!
(The Seattle Daily Times , NIGHT FINAL , JULY 3 , 1937.)
「わたしは飛びたいから、飛ぶのよ」
彼女はいつもそう言っていたらしい。そう言って、大西洋を、アメリカを、ハワイからカリフォルニアまでを、たった一人で飛んだ。
本書では彼女に関する日本側の資料も多く載っていて、従来の女性像を刷新するその活躍に、概ね好意的な内容なのが興味深い。みんな彼女に惹かれてたんだなー…だからその最後には諸説が飛び交った。
彼女たちが作った女性飛行士のための団体Ninety-Ninesは現在も活動を続けている。そこでは大先輩である女性飛行士の最後について、何一つ疑問を懐いていない。
「遭難して、太平洋に消えてしまったのよ」
アメリア・イアハートは、ナビゲーターのフレッド・ヌーナンとの世界一周飛行の途中、南太平洋で消息を絶ったまま。今も見つかっていない。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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