アメリアを探せ 増補改訂版: 甦る女流飛行家伝説 (文春文庫 あ 11-3)

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  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167375034

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  • LONG SILENCE FOLLOWS AMELIA’S RADIO SOS!
    (The Seattle Daily Times , NIGHT FINAL , JULY 3 , 1937.)

    「わたしは飛びたいから、飛ぶのよ」
    彼女はいつもそう言っていたらしい。そう言って、大西洋を、アメリカを、ハワイからカリフォルニアまでを、たった一人で飛んだ。

    本書では彼女に関する日本側の資料も多く載っていて、従来の女性像を刷新するその活躍に、概ね好意的な内容なのが興味深い。みんな彼女に惹かれてたんだなー…だからその最後には諸説が飛び交った。

    彼女たちが作った女性飛行士のための団体Ninety-Ninesは現在も活動を続けている。そこでは大先輩である女性飛行士の最後について、何一つ疑問を懐いていない。

    「遭難して、太平洋に消えてしまったのよ」
    アメリア・イアハートは、ナビゲーターのフレッド・ヌーナンとの世界一周飛行の途中、南太平洋で消息を絶ったまま。今も見つかっていない。

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