硝煙の詩 (文春文庫 ル 3-10 ヤング・インディ・ジョーンズ 10)

著者 : 川又千秋

• 文藝春秋 (1993年8月1日発売)

感想・レビュー・書評

[クロワッサンさんの感想 · 2020年12月13日]

ヤング・インディ・ジョーンズシリーズの10作目。
戦争の話。
机上しか知らない将軍の命令で動く戦場の隊員たちは辛い。
人命なんて所詮代えがきく駒にすぎない。
いつの時代も変わらない考え方の一つではないだろうか。

著者プロフィール

1948年生まれ。ＳＦ作家、評論家。代表作に1984年に日本ＳＦ大賞を受賞した『幻詩狩り』があるほか、同作を含み７回にわたり星雲賞を受賞。ＳＦ以外にも架空戦記を数多く執筆。淑徳大学や池袋コミュニティ・カレッジにて、小説についての講義も行っている。

「2023年 『不思議の国の猫たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」