疑惑は晴れようとも: 松本サリン事件の犯人とされた私 (文春文庫 こ 26-1)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167656041

感想・レビュー・書評

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  • マスコミ、警察の真実が著者の日記の様に書かかれた文章。客観的な第三者が書くと商業的には良かったかもしれないが、著者の書きたいことが余す所なく書かれていた。

  •  本書が1995年、そして『彩花へ――』が1997年に刊行された。失われた10年で日本が経済的に沈滞する中で2冊の本は眩しいほどの光を放った。「市井(しせい)にこれほどの人物がいるのか」と感嘆したことをありありと覚えている。「まだまだ日本も捨てたもんじゃないな」と希望が湧いた。その後、河野の講演会にも足を運んだが、著書から受けた印象そのままの好人物であった。
    http://sessendo.blogspot.jp/2017/09/blog-post_87.html

  • 4167656043 267p 2001・4・10 1刷

  • 松本サリン事件の被害者側意見。
    こんなんなったら、嫌!!

    この話が全く本当なら、警察も信じられないんだなぁ~って思った。

    あの当時、あの報道では100%犯人と思ってた。
    犯人じゃなくても、ちょっとおかしい人なんじゃないかとか・・・。
    情報操作とか・・・怖い。

  • 罪人に仕立てられても、誠実を失わない人が、ここにいる。

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著者プロフィール

著述家。松本サリン事件の被害者。現在、犯罪被害者や講演活動を全国各地で行う

「2010年 『大澤真幸THINKING「O」第3号』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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