- 文藝春秋 (2008年1月10日発売)
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感想 : 51件
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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784167717605
作品紹介・あらすじ
高層ビルとコンクリートに囲まれた都会でも、人はこんなに温かく生きられる。ベストセラー「ニューヨークの魔法」シリーズ、待望の第2弾! でも、書かれたのはこの本が先だから、これぞ元祖『とけない魔法』! 欠点があっても、ちょっと変わっていても、一人ぼっちでも、きっと明日はもっと面白い。著者の描くニューヨークの街角は、寒い冬の日にそっと差し出される缶コーヒーのように温かい。この本には、たしかに魔法がつまってる。やさしさも楽しさもさみしさも、じんわり心に染み入る一冊。著者撮影の味わい深いモノクロ写真も収録。解説・阿川佐和子
【NYの魔法シリーズ】
人とのささやかな触れ合いを、ニューヨークを舞台に描く――。NYの小粋な言葉があふれる魔法の本たち。ちょっとしたひと言なのに、心に響く。どの本から読んでも、胸を打つ!「売れてる本」(朝日新聞)、「ポケットに1冊」(読売新聞)など人気書評コラムで取り上げられた話題のシリーズ。
第1弾『ニューヨークのとけない魔法』
第2弾『ニューヨークの魔法は続く』
第3弾『ニューヨークの魔法のことば』
第4弾『ニューヨークの魔法のさんぽ』
第5弾『ニューヨークの魔法のじかん』
第6弾『ニューヨークの魔法をさがして』
【シリーズ読者の声】
「人に疲れているのに、人と話したくなる不思議な本!」
「心のしこりが溶け、気がついたら涙がぽろぽろこぼれていた」
「英語きらい。NY興味なし。その私が全シリーズ読破した」
「いつもこの本に戻ってきたくなる。心が落ち着く、まさに魔法の本!」
【書評「Book Review」時事英語研究】
この本を読みながら、何度か目頭が熱くなってしまった。例えば、「犬が老人ホームを訪ねた日」という短いエピソードに触れたときなどだ。特別養護老人ホームの老人たちを、犬が慰めにやってくる「ペットセラピー」の日、小学生のビデオグループがこれを取材に来る。その小学生たちの様子を取材に来た岡田さんが、子供たちと老人たちの会話を書きとめていく。ただそれだけの話なのだが、その会話の中から、真っ直ぐに未来へ向かっている子供たちの「豊かな時間」と、今や過去にしか生きていない老人たちの「失われた時間」の差が、悲しくなるほど伝わってくるのだ。
岡田さんの本の中には、まるで映画「スモーク」のエピソードを思わせるようなクリスマスイブの泥棒の話や、そのまま短編小説になりそうな、母と娘の、ぎくしゃくしながらでしか表現できない愛情物語も収められている。
そして、本を読みながら、僕は1つだけはっきり分かったことがある。それは、ニューヨークで、世界中のさまざまな国からやって来た人々の中で暮らすことが、日本では絶対に気づかなかった「自分」と出会うことになる、ということだ。
自分自身に出会える――。それが、きっとニューヨークの素晴らしさなのだろう。そして「ニューヨークがやさしい」のは、出会った人々が
感想・レビュー・書評
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ニューヨークでのリアルな生活を垣間見れるエッセイ
フランクな人、暴言を吐く人、地下鉄で芸を見せる人 様々な人たちとの一瞬の関わりの中にニューヨークという街の性格を感じました
街は人で作られているんだなと
岡田光世さんの好奇心や着眼点が日常を面白く興味を持たせる文章で書かれています
特に
「ブルックリンの罪ほろぼし」
「非行少年の届けもの」
が心に残りました
国としての興味は、フィンランドの方があるけれどニューヨークの人たちの挨拶やすれ違いざまの言葉の掛け合いは素敵だと思いました
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
アメリカ人の素敵部分が描かれてる。
赤の他人とのコミュニケーションが日常的に存在してる。
ニューヨークだけじゃないんじゃないかな。
行ってみたい、けど怖いが勝つかなぁ、ニューヨーク -
1作目に続き今回も、良くも悪くも個性豊かなNYの人々が描かれている。
この本を読めば、20年以上前にこの街へ観光に行った時の記憶が昨日のことのように思い出される。
当時はまだ治安がかなり不安定で、ハーレムに近くなるにつれて浮浪者らしき人達の姿を多く見かけるようになった。
ひったくりに遭うなど厳しい面も体験したが、そのたびに周りに人が集まってきて声をかけてくれたり、助けてくれたり。人々の温かさにも触れることができ、本当にいい思い出となった。
話しは逸れたけど。。。本作でも裏表のないNYの人々と直に触れ合えた気持ちになることができて、すっかり心のメンテナンスになった。 -
読み始め…16.2.25
読み終わり…16.3.6
岡田光世さんのニューヨークエッセイ
「ニューヨークのとけない魔法」を読んだのはもう3年も前になります。そのエッセイには続きがあって....こちらはその第二弾です。
大都会ニューヨーク。
行ったことはないけれど 人と人との間を吹き抜けていく風が見えるよう。。 -
うん、この感じ読むと思い出す……
みなまで書く方でない分、行間を読むのが苦手(普段から苦手…)な私には分からないところもいっぱい(^_^;)
これはイヤだったということ?それとも、筆者は楽しんでる?
とかワカラナイまま汗
でも、なんだかこのあったかい感じは大好きで、それは筆者がニューヨークを愛してるのが前面に出てるからかな?
もうこのシリーズたくさん読んだ
けど、きっとまた読みたくなる
読みたくなったとき永遠に読めればいいのに、、
そんな1冊
2015.11.02 -
ニューヨークのとけない魔法に続く第二弾。
写真が入って、より楽しめます。
英語で一言のフレーズは、ぜひ入れて頂ければ、、、 -
1巻と打って変わって面白かった!
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いいエッセイだったのだけど、親と離れて住んでいる人は「小包」と「母のニューヨーク」は絶対に読まないほうがいい。母の不器用な優しさとかわざわざ日本から来てくれた母が外国の生活に戸惑って粗相をしてしまい、娘に怒られて涙を流す。帰りがけに無作法を詫びる手紙を渡される、という号泣必至のくだりが。今すぐ母の元に帰りたくなった。
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優しい気持ちになれる。
スペインでもそんなエピソードたくさんあったな。
日常の中でほっこりするエピソードってきっとたくさんあるけど、忘れてしまうんだよね。
忘れないように書き留めて生活してみようかな。 -
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シリーズ第2弾。今回もとても良いお話たちばかりでした。これを読んでると、本当に、本当に、ニューヨークに行きたくなる。わたしの永遠の憧れの街である。
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心がほっとする。ニューヨークにまたいきたいなー
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ニューヨークへの想像が膨らむエッセイ集。
「メニューのあるレストラン」と「車内放送」の話が印象的。
個人的には、友人の生活談で受けた印象と今回読んでの印象がちょっと違ってて戸惑う。
これを機に自分が実際に行ってみるのも良いな。 -
ニューヨークと東京を行き来しながら執筆。
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ニューヨークでの出来事を綴ったエッセイ第2弾。
前作同様、温かな気持ちになるエピソードがたくさん。
筆者の感覚がもうかなりニューヨーカーだからだろうか、日本人から見た、という感じは少し薄い。
ニューヨークの日常風景を覗いているようで、この街に住んでみたいなという気持ちになる。
ただちょっとオチがない話…というかブツギレ感のある終わり方が多くて、さらさら流れすぎてしまうかも。いっぺんあたりのボリュームが少ないから余計にそういう印象になったか。
各話もパラパラしていてまとまりがない。
文章自体はすごくうまいとはいえなかな。切り取り方と表現はいいと思うんだけど。
1作目の『ニューヨークのとけない魔法』の方が面白かった。
ニューヨークという軸以外に「1話1フレーズ」というテーマもあったし。
軽い読み物にはちょうどいいかも。 -
ニューヨークに住んでいる著者の日常を書いた本。やさしいNYと怖いNY、ざまざまな面からNYを見ていて、この本を読んでるとNYに興味がわいたわ^^
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これで出版されてる『ニューヨークの~』シリーズを全部読んだかな。どうやら、この著作が一番古く15年位前のもののようだけど、全くそんなことを感じさせない…のは私がNYにいたのも10年は昔のことだから?このシリーズを読むと、日本を出てアメリカに行きたくなる。やっぱり今年の夏休みはアメリカかな。
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人生を幸せにしてくれる、素敵な本。ちょっとした親切、思いやりが人間関係にどれほどの力を持つか、、これを読んで、私も通りすがりの人に暖かいまなざしを持とうと決心しました。
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ニューヨークシリーズを読むと、英語はまったく話せないけど
ニューヨークに行って少し暮らしてみたいと思う
すっごく刺激的な都会なイメージだけど、そこには確実に生活してる人もいて
そんな人たちに混じってみたくなる
普段と違う自分に出会える気がする
出会ってみたくなる
何気ない普通の岡田氏のニューヨークでの生活が書かれてるだけなんだけど
そこに何かワクワクしたりドキドキしたりする
きっと私の日常にも同じようなものがあるはずなのにね・・・
このシリーズを読むとちょっと日常と違う場所に行ってみたい気持ちと
自分の日常も大事にしようって思えるのです
たまに心がざわついた時に、寝る前のサプリな感じで読むのが好きな1冊です -
一作目みたいに英語表現がなかったのが残念。
NYの負の部分が表されてたように思う
でもどこかユーモアで人の温かさやアメリカンジョークなど、思わず微笑んじゃう場面もありますます行ってみたくなった!
著者プロフィール
岡田光世の作品
