生きるコント (文春文庫 お 51-1)

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  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167773663

感想・レビュー・書評

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  • どぎつい下品さはなく、変人アピールするわけでもない。本人はいたって純粋にというか、真面目に過ごしているのがいいなと思います。
    毎朝1話ずつ読んで、愉快な気持ちで仕事に向かうことができました。

  • 「コント」で検索してみたら評価が高かったので読んでみた。

    大宮エリーさんのことをまったく知らずにいたがすごく楽しい。一度会ってみたいもんだ。

    東大薬学部時代に、薬剤師試験を放り出して、リオのカーニバルに行って、夜のバスに黄色いビキニで乗り(ブラジル人といえども海上以外ではそんな学格好はしないんだそう)、バスの駐車場から会場までの暗い夜道をビキニで走り抜けた話は最高。

  • サクサク読めてしまった

  • 面白い。
    面白い人は親も面白い。
    エリーさんほどでは無いが
    何となく枠に収まらない所は
    私も同じだと思って妙に共感してしまう。

  • お、面白かった。
    深夜1時、なんだか目が冴えていたので
    眠くなりますように〜と開いたのに、
    あっという間に読み終えてしまった。
    面白いことを引き寄せる才能というか、
    どんな出来事に対しても
    ぶつかって行くその
    エネルギーや発想力がすごいなあと。
    国家試験受けない言い訳に
    リオのカーニバル行くかなんて言って
    ほんとに旅立っちゃうくらいの
    度胸と行動力すてきです。

  • おもしろくて、おもしろくて、一気読み!!
    終始にやけたり、ふきだしたり。
    本当に、生きることが「コント」のエリーさん。
    びっくりするような大胆で豪快なことを
    されるのだけれど、根底には、
    「生まれてきてゴメンナサイ」の謙虚さや、気遣いがある。

    人が憧れる、驚くようなすばらしい仕事をしている
    のに、自己顕示欲のかけらも感じさせず、
    むしろ、その仕事をする気持ちの裏側には

    自分が、突拍子もないことをするのを
    おもしろがってくれればいい、
    痛々しい姿をみて、あいつアホやなあ、
    でも、なんかオモロイなぁ、元気でるわぁ

    と、思ってくればいい、とのこと。

    この人の魅力は、こうした想いが根底にあるから
    なんだ、と、納得し、私も魅力にとりつかれてしまった。

    この「生きるコント」シリーズがあるらしい。
    読まねば!

  • おもしろかった。笑える話の宝庫。でも社会人として人として大切なことも入っている。この大宮エリーさんパワーは凄い。何に対しても、嫌なことでも、トラブルにも、何でも来いというパワーを感じる。でも実際は、そんなことなく、とても一生懸命だったり、悩んでいたり、恥ずかしがったり、考えすぎて変な行動したりと、同じ人間なのだと思った。
    読めて良かったなと思える本でした。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「同じ人間なのだと思った。」
      不思議な魅力に溢れていますよね、しかしパワフル!だから元気を分けて貰えるのかな?
      「同じ人間なのだと思った。」
      不思議な魅力に溢れていますよね、しかしパワフル!だから元気を分けて貰えるのかな?
      2013/02/06
  • 抱腹絶倒間違いなしです。

  • 楽しみにとっておこうと思ったけど、ついつい手が出てしまい読んでしまった

    安定の面白さ
    こんな面白い人が近くにいたら毎日楽しいだろうな
    マネージャーのkさんの教育の話もただ面白いだけじゃなくて、懐の広さを感じました

  • 「そんなにあんた、犬が飼いたいんやったら、おかんが、犬になったるわ」…そしておかんは突然、赤ん坊のようにハイハイをし、ワン、と言った。

    そんな些細な日常やちょっとした不幸を笑い種にしてしまうエリーマジックが炸裂するシリーズ第一段。エリーさんと飲み友達になりたくなった。

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著者プロフィール

画家、美術家、作家。広告代理店勤務を経て、ラジオのパーソナリティ、映画監督、舞台の作演出など多方面で活躍。2012年に福武總一郎氏のモンブラン国際文化賞のお祝いとして制作したライブペインティング作品「お祝いの調べ:直島」をきっかけに絵画制作をはじめる。現在は個展や芸術祭で作品を出展し、高い評価を得ている。近著に絵本『虹のくじら』(美術出版社)など著書も多数。

「2019年 『ハートのレオナ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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