徳川家の江戸東京歴史散歩 (文春文庫 と 19-3)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167801076

感想・レビュー・書評

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  • 江戸から東京へ至るまでの歴史を辿りながらの散歩、いかがですか?

    所蔵情報:
    品川図書館 291.3/To36

  • 江戸・東京を徳川家のご当主と一緒にお散歩!
    ・・・している気分になる。
    巻末を見ると、やはりたくさんの文献を参考にされているのだけれど、豊富な知識でとなりを歩きながらガイドしてくれるような感じ。
    文章がまろやかなせいだろうか?きっと素敵なお人柄なのだろうなと思う。
    現在の東京と、歴史を重ねる本は何冊も出ているけれど、学術的なものはお硬い感じがするので、こうして体験も交えたエッセイ風なものは読みやすい。

    TVでも都内をお散歩する番組がいくつかあるけれど、この本を読んで番組を見るとさらに面白いかも。

  • 著者が田安徳川家の当主様!?すごいですね。

    学習院での授業のお話が興味深かった。
    歴史の授業で幕末維新の部分を教えられなかったそうで。その場にいる生徒の先祖が勤王佐幕倒幕入り乱れて登場しちゃうから。しかもその「歴史上の人物」はその時代ならまだその生徒のじいちゃんひいじいちゃんくらいの身近な関係だし。他の学校では考えられない配慮ですねー。
    著者のお父さんが彰義隊の慰霊碑前で何も説明してくれなかったってのも。そりゃ徳川さんには説明しづらいわね…。
    著者さんが小さかった頃は幕末がまだ遠くなかったんですね。

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著者プロフィール

とくがわむねふさ 1929年ロンドン生まれ。御三卿筆頭・田安徳川家第11代当主。学習院、江田島海軍兵学校を経て慶應義塾大学工学部卒業。石川島播磨重工業にて海外事業本部副本部長、関西支社長、石川島タンク建設副社長などを歴任。95年に退職。

「2017年 『徳川家が見た西郷隆盛の真実 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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