酒にまじわれば (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2010年12月3日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784167803018

みんなの感想まとめ

酒をテーマにした楽しいエピソードが満載で、まるで著者と一緒に飲んでいるかのような感覚を味わえる一冊です。電車の中での酒盛りや、著者の交友関係を描いた短いストーリーが次々と展開され、読者を飽きさせません...

感想・レビュー・書評

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  • 天抜きで一杯。

  • 20251221

  • 過去の既読本

  • 電車の中での酒盛りの話は、どっちがオリジナルだったんだろう?
    (108)

  • 酒にまつわる、とにかく楽しい話の数々。なぎらさんと一緒にお酒を飲んでいる気分にさせる?いや、少なくともお酒が飲みたくなる一冊です。

  • 前夜は奇しくも飲み会。で、明け方に目が覚めてしまい、寝付けなかったので布団の中で本書を読了。著者の酒を中心とした交友関係の面白さは抜群だ。短いエピソードで綴られるネタの数々を、あっという間に読み終えてしまった。各所に配置された著者撮影のモノクロ写真が、末枯れた感が出ていて一層良かった。

  • 父の本棚から拝借して読んだ一冊。
    初めて読んだ時は未成年でお酒なんて全然分からない状態でしたが、なぎらさんの軽妙な語り口に引き込まれて爆笑しながら読みました^^
    成人して自分が飲むようになってから読むとまた違う面白さがあります♪

  • 酒場漂流記が面白かったので、ついつい購入。
    各エピソードが短く、酒場漂流記ほどの破壊力は無いけれど、また飲みに行きたくなってしまう一冊。

  • なぎらさんのしょぼい話が楽しい。

  • 酒は飲んでも楽しいところでとどめましょう。

  • 気持ちよく酔いが回ってくるとちょっと人恋しくなって、他人の存在がほしくなる。お店なら他のお客さんの話。うち飲みなら、こんな酒飲みのエッセイがちょうどいい。
    こちらも酔ってますし、内容もお酒にまつわる話ですから、それこそ飲み屋で聞いた話のようにろくに記憶には残りません。なんとなく、「刺身で飽きても、鯛ならカルパッチョもどきでも切り身であぶってもゴマと鯛茶漬けでもいいじゃないの」と思ったのと、猫と共演した祝辞の話が記憶にあるくらい。これくらいがいいんです。酒飲みなら共感できる、ただのお酒にまつわる小咄みたいでぴったり。まぁさすがに「奇人変人」では酔いが覚めましたが。
    この本をつまみに軽く一杯、なんとなく幸せ気分でパタンと寝るのが寒い日の夜の幸せかも知れません。

  • 15/10/11、ブックオフで購入。

  • 内容(「BOOK」データベースより)

    雪見酒、叱られ酒、幻の酒、悪魔の酒、見せ酒、ハシゴ酒…(いずれも目次より)。酒にもいろいろあるけれど、飲まずにいられないのは皆同じ。今日も酒場を漂流する著者の、おかしさと哀しみに彩られた酔い心地を追体験できる名文の数々。なぎら健壱の酒エッセイの最高傑作!オリジナル(蔵出し)原稿も収録。

  • 僕は酒場というより酒が好きで、酒場でのいい体験も悪い体験もそう多くはないのですが、なぎらさんの、まあ言ってみればひどいことよ。酔っぱらいの、酒にまじわったときのしょうがなさと、まだ飲む前に酒にむかって転がり落ちていく、だらしの無さ。ああ、やっぱりそうだよね、それでいいんだよね(よくないのだが)、と安心させてくれる一冊。1万円札を見つけて…の話などは、その妄想力がたまらないのだ。でも、酒を飲まない人は、どう思うのだろうか。

  • 脳みそほぐれます。

  • なぎら健壱の酒にまつわるエッセイである。なぎらのウンチクも楽しいし、起承転結が出来過ぎた、綺麗なオチがついた、早い話がだいぶ脚色してんじゃねぇのか、って思えちゃう酒の失敗談が楽しすぎる。クスクス笑いながら、どんどんページをめくってしまう。話が嘘かホントかなんかどうでもよくなってくる。

    で、なぎら健壱の江戸っ子な語り口が心地よい。
    「まだ陽がある内から、ちょいと様子のいい蕎麦屋の暖簾をくぐる。間髪入れず「冷やと天抜きをもらおうか」と店員に声をかける。天抜きが出て来るまでのつなぎに板わさか、あるいは焼き海苔なんぞで一杯飲(や)って待っている。その様子はなんともオツなものである。またそんな時の形(なり)が和服などであれば、言うことはないのだが。
    その日あたしはひとり、麹町のちょいと歴史を感じさせる蕎麦屋の客になっていた。」

    エッセイの冒頭からこんな感じ、読んでて昼下がりの蕎麦屋で一杯飲(や)りたくなってくる。

    ほっこりと暖かくて、笑えて、粋なエッセイ集でした。

  • 以前読んだ「東京酒場漂流記」みたいな内容を期待して読んでみたけど、、、
    コラムに連載していたものとあって1項目1項目が短すぎて、なぎら氏の文章の面白さが全然生かされていない。本当はもっと面白くなるようなネタが揃っているような気がするけれど、、、とにかく残念。

  • 酒にまつわるエッセイ。
    この作者の実際の酒場めぐりの著作は、面白いが、読んでてだれるところがあるが、この本は、新聞や雑誌の連載で、1テーマが文庫本2P程度と短く、文章がうまく削られていてなかなか良い。
    「酒飲み」の分かっちゃいるけど、ダメさ加減が、よく出ていて、読んでいて何度もにやりとさせられた。

  • まあ、著者、タイトルを見れば内容の大半が想像されました。
    期待通りの内容。気軽に読めました。
    なぎらさんって、なんなんでしょうね。好きだけど。

  • 「大人買い」という言葉があるが、
    あれは、無闇矢鱈に有り金を使って物欲を満たすということではない。
    大人だからこそできること。
    それは自分を知っているからこそできること。

    自分が好きなもの、
    自分に合うもの、
    自分に必要なもの。

    それを知っているからこそ、
    自信を持ってモノを買えるのである。
    酒しかり。時間しかり。

    なぎら健壱氏は、
    実に若いころから「大人買い」ができる人だったのだと思う。

    どれを読んでも面白く、
    普通はぷいと出て行ってしまうような店でも、
    愛情ある目を向けられる彼は、
    やはり「大人」なのだろうな。

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著者プロフィール

フォーク・シンガー、俳優、タレント、執筆家。1952年、東京都中央区銀座(旧木挽町)生まれ。1970年、第2回中津川フォーク・ジャンボリーに飛び入り参加したことがきっかけでデビュー。1972年、ソロアルバム「万年床」をリリースして現在に至るまで、数多くのアルバムを発売している。以後、音楽活動だけでなく、映画、ドラマ、テレビ、ラジオへの出演、新聞・雑誌の連載など幅広く活躍中。東京の下町とフォーク・ソングに造詣が深く、カメラ、自転車、街歩き、酒をはじめ、多彩な趣味を持つことでも知られる。1977年、「嗚呼!花の応援団 役者やのォー」で日本映画大賞助演男優賞受賞。2009年、第25回淺草芸能大賞奨励賞授賞。代表曲に「葛飾にバッタを見た」、主な著書に「日本フォーク私的大全」(ちくま文庫)などがある。

「2021年 『高田渡に会いに行く』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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