女性従業員が見た「密室の中の愛」 ラブホテル裏物語 (文春文庫 お 54-1)
- 文藝春秋 (2010年12月3日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167804015
作品紹介・あらすじ
ドア越しに聞こえる絶頂の喘ぎ声なんて序の口。浴槽にぶちまけられた納豆の異臭、来ると必ずバイブを三本頼む若い女性、ベッドの脇で首輪をつけてたたずむ裸の中年男性、尋常ではない唸り声、入れ歯の忘れ物…ラブホテル女性従業員が見てきた仰天カップル達の実態と裏稼業のじーんとくる話満載の、まさに「裏物語」。
感想・レビュー・書評
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本屋さんで手に取るときに、
エロ本を買う少年のようなドキドキを味わいました。笑
作品は、
ラブホテルの清掃従業員が書いた体験談など。
本当いろんな人が利用してるんだなあ。
若い子も、
大人も、
お年寄りだって、
豪華な外車を乗り回してる人だって、
精一杯背伸びした人だって、
みんな裸になっちゃえば
やるコトは一つ!
小心者の怖いもの見たがりな私は、
思わず
笑ってしまいました。笑
本屋さんで帯タイトルの、
「浴槽にぶちまけられた納豆の異臭、
来ると必ずバイブを3本頼む若い女性、
ベッドの脇で首輪をつけてたたずむ裸の中年男性、
尋常ではない唸り声、
入れ歯の忘れ物・・・・・・」
を見て、人目も気にせず吹いて購入。笑
表紙のまあるいベッドもなんか可愛らしくて。
清掃員なので、
もちろんそこまで
お客さんの内情に突っ込んで書いてるわけではありませんが、
それでも、
こんな気持ちで働いてるんだなあと思うと感慨深くて。笑
セックスって、
とっても神聖で
とっても滑稽で
やっぱり
愛らしい。
なかには犯罪のようなものも登場します。
匿名性の高いラブホテルならではの危険だったりも。
それだけぢゃなく、
微笑ましい場面もあり。
さっくり読めるので、
息抜きに☆!
愛の確認をして
愛を育みたいなあ。なーんて。笑
あたしも、
あたしと繋がってくれてる大切な人たちも、
いいセックスが出来ますように☆!笑 -
みくが呼んでたから読んだ。
そんなこともあるんだ〜って新しいことをしれた感じ -
読みやすい本だった。
世の中にはいろんな人がいるんだな と思った。
また、見た目で判断するのは良くないな とも思った。 -
新書文庫
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ラブホで清掃のお仕事をされている方のラブホ事情まとめ。世界の片隅でコソコソと蠢く人たちを同じくコソコソ清掃をしながら見つめるというシュールな考察。お客の突拍子もない行動もある意味想定内。あくまでもラブホで垣間見た出来事なので深い事情までは不明なのがやや残念。
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ありきたりな内容で深みがない。
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著者が好奇心旺盛な部分を持ちながらも非常に真面目な人なのが文章から読みとれて、ラブホテルというちょっと特殊な場を舞台にしながらも、普通にサービス業の人間としての仕事コラムの面が強い本。色んなお客さんがいますねえという実話の数数が面白い。
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色んな人がいるんだなぁ・・・人間の探究心ってすげぇ。
物語のプロが書いてるわけじゃないので、文章は普通の人が話してる感じに近くて、それがむしろリアルっちゃリアル。まあふっと時間の空いた時に読んでみるには、いい気休めになりました。箸休め? -
馬鹿馬鹿しい話が読みたくて手に取ったけど、かなりフツー。
書いてる方は一般の従業員の方で、体験談や聞いた話などがツラツラ書いてあるだけなのだが、大体予想内で。
風俗の歴史本の方が面白かったかなー
ナルホド、まぁ想像力は刺激されそうですものね。
ナルホド、まぁ想像力は刺激されそうですものね。
しかも清掃さんなので
終わった後の部屋や
ドア越しに聞こえたことだったり
ダイレクトに覗いてる訳ではないのが
いい感じなんで...
しかも清掃さんなので
終わった後の部屋や
ドア越しに聞こえたことだったり
ダイレクトに覗いてる訳ではないのが
いい感じなんです。苦笑
そんなコトが起こるとは想像したくないなぁ。。。
そんなコトが起こるとは想像したくないなぁ。。。