助けてと言えない 孤立する三十代 (文春文庫 編 19-3)

  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167838638

感想・レビュー・書評

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  • 仕事があって、衣食住があることだけでも十分に幸せだと感じた。

  • ひとごとではない。

  • タイトルを見て、30代ではないですが、気持ちわかるな〜と思い購入しました。誰かに助けを求めるって、相当追い詰めらても踏み切れないことだと思います。それが家族であってもです。ただ、亡くなった方の気持ちを本当に思うのであれば、詮索せずにそっとしてあげるのが1番なんでしょうね。

  • 「自己責任」という言葉が、どれだけ人を追い詰めるか。風邪をこじらせる前に治した方が早いように、もっと早く「助けて」が言えていたら、心の負担も少なく、お互い様と互いに助けられたのではないだろうかと考えさせられる。

    また、家族を養わねばという気概はあれど妻子を残して失踪してしまう例もある。男が養わねばといって消えるくらいなら、二人で働いて子どもを育てようとシェアしたほうがずっと皆にとってよかっただろうに、とも思った。

  • 368
    北九州で孤立死した39歳の男性。社会から孤立する30代

  • 30代のホームレスの見えなさ。働き盛りにあるという「常識」があるから問題は一層に隠れてしまっている。自己責任、自助努力だけではどうにもならないもの。

  • 30代の若さでホームレスになる人がいる現状はわかった。彼らがある意味プライドを持ちながら生きていて、そのために支援の手が届きにくくなっていることもわかった。

    そして、それが社会に蔓延する過度な自己責任論から生まれるものだということもわかった。

    で、具体的にどうすべきなのか。
    この本では、識者に一文を寄せてもらうことで代用してしまい、編集部の具体的な見解がない。逃げている。

    ここまで取材し、意見がないなら、報道やジャーナリズムから退場すべき。

NHK「クローズアップ現代」取材班の作品

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