- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167908010
感想・レビュー・書評
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阪大の生物学教授による、面白講義録。毎回、料理し、食材を食しながらその化学反応や食材の構造を解説している。化学的な説明はやや難しいが、こんな講義なら受けてみたいなあ。現在は行われていないのが残念。
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科学は料理から、実践例。
こんな授業受けたかった。
文系だったけどさ。 -
<目次>
第0講 オリエンテーション
第1講 カレーライスの生物学
第2講 ラーメンの生物学
第3講 ホットドッグの生物学
第4講 お茶はいかがの生物学
第5講 焼肉の生物学
第6講 ちょっと一杯の生物学
第7講 食後のデザートの生物学
<内容>
大阪大学の理学部の授業の講義録、といってもかたぐるしさはゼロ!こんな授業ならずっと出ていたい。目次の様なる料理(一回ただのお茶会がはいるが…)を作りながら、生物や化学、一部物理学、そして雑学的な蘊蓄(マックでは10時までハンバーガーが出なかったのは、欧米ではパン食はランチ以降だったから=朝起きてから家庭でパンを焼くと、時間がかかる、とか、ベーグルはユダヤ人のパンだが、発行を途中で止めるのは、いつも追われている民族だったから)が入って、素晴らしい!私も出たかった(ただ飯にありつけるからでもあるが…)。ただ大学での授業よりも、高校辺りで理科の各科目の授業にこういった視点をぜひ取り込んでほしいな。