K体掌説 (文春文庫 ゆ 2-34)

著者 : 九星鳴

• 文藝春秋 (2017年6月8日発売)

感想・レビュー・書評

[masahi-6さんの感想 · 2018年3月3日]

某有名作家さんの超短編集。
たまに黒い笑いも混ざってます。

[ことぶきジローさんの感想 · 2017年8月23日]

九星鳴『K体掌説』文春文庫。

夢枕獏が敢えて新人の原稿料で、九星鳴の異名で5年掛かりで執筆した掌編小説集。まえがきにも書いてあったが、夢枕獏の初作の『ねこひきのオルオラネ』のような趣の作品であった。夢枕獏、初心に還るといったところであろうか。

ホラー、SF、伝奇物と様々なジャンルの兎に角、不思議な話ばかりがぎっしり詰まっており、掌編とは思えない味わいのある話ばかりであった。

[teluzoさんの感想 · 2017年7月17日]

内容は普通。
でも楽しんで書かれているのが分かって、読んでいて楽しかった。

[文藝春秋公式さんの感想 · 2017年6月21日]

【謎の新人、その正体はなんと夢枕獏!!】Kは小噺のK、簡潔のK、奇態のK。つまりKなる体の掌編。これすなわち“K体掌説”と呼ぶ。刊行当時話題を呼んだ驚異の短編集。