- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167921668
感想・レビュー・書評
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物語りは前後しながら、10巻目。
一巻を読んだ時には、ここまで壮大になるとは思いもしなかった。それぞれの登場人物の心の深部まで描き成長させていく。
アニメも始まるらしい。
原作とは違うだろうけど、見てみようかな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
衝撃の波がひとつ、ふたつと押し寄せる。
雪哉の留学中の事件は、外界での学びのチャンスを奪っているが、もうそれどころでは無い事件の連続。
今後が物凄く気になる。 -
前作で謎が残った空白の20年の物語。
いや、このシリーズの中でも一番衝撃の内容だった。
「楽園〜」で登場しないなと思っていた奈月彦、浜木綿、明留らがまさかそんなことになっていたとは…
雪哉が闇落ちした理由や千早が中央を去った理由、若き今上陛下の正体が判明。
それは雪哉がああなるわと妙に納得する一方で、どうしてこんなことに…と読んでいて苦しい思いに。
弥栄〜楽園までの空白の20年だけではなく、シリーズ第1部の1冊目から総ざらいする内容となっていて、忘れかけていた内容や登場人物を思い出しながら読んだ。
最初の方で久しぶりに東家が出てきた辺りで、この後の展開に何か絡んでくるんだろうとは予測していたものの、終盤に差し掛かってあのあせびがまた登場するなんてな…
山内世界の崩壊という大きな危機が万人に共有されているわけではなく、目先の損得や今の生活の良し悪しの方が大事という感覚は現代社会にも通じるようだ。ここに来て山内内部の宗家、四家のドロドロな関係や醜悪な権力争いを描くことで、八咫烏たちが一枚岩ではないことを突きつけられた。
それにしてもこんな状況で今後雪哉が報われることはあるのか。山内はどうなっていくのか。
まだまだこのシリーズからは目が離せない。 -
最新巻まで図書館にて読んでいるが、私にとってこのシリーズの文庫本購入は絶対だ。
再読にも関わらず、一気読み。
多少うろ覚えなところもあるが、巻末までわかっているのに、ゾクリとする。
何度読んでも良い。 -
ラストのシーンで全て持って行かれた。
吉と出るのか凶となるのか。ザワザワが止まらない。文庫になるのを待つかそれとも、、。 -
雪哉が外でどんな事をするのかと楽しみにしていたのだけど……
声を大にして叫びたいのは
またお前か!!
に尽きる。 -
ストーリーが良すぎ。アニメ映えすると思う。