学級づくり・授業づくりがうまくいく! プロ教師だけが知っている50の秘訣

著者 : 多賀一郎

• 明治図書出版 (2014年6月5日発売)

感想・レビュー・書評

[yoichiokayamaさんの感想 · 2022年3月7日]

あなたは自信を持って自分を「プロ教師」だと言えますか?
プロ教師には何が観えていて、何を実践しているのか。
アマチュアの考え方と、プロの考え方を対比し、子どもと親に信頼されるプロ教師の50の秘訣を伝授してくれます。
巻末の、八巻寛治、中村健一、山田洋一氏との対談も、読みごたえがあります。

「僕は若い先生に教えるようなことは何も持っていません」とおっしゃった先輩がいたが、確かに、何も持っていらっしゃらなかった。 ー 17ページ

■ 言葉の繊細さはどこから
言葉を細やかにとらえて使うことができるようにするには、どうすれば良いのでしょうか。
人間の姿や心をさまざまな言葉を使って表現しているのは、文学です。文学の世界では、ふつうに暮らしているだけでは、なかなか体験できないような言葉の世界が存在します。言葉の使い方の繊細な人は、ほとんどが文学の世界に浸かったことのある人たちだと、僕は思っています。 ー 41ページ

[moppeteさんの感想 · 2015年10月2日]

やはり理論だけでも実践だけでも、ダメだよね！

[omitsu34さんの感想 · 2015年1月21日]

単元の軽重を考えて計画する。

著者プロフィール

多賀一郎（たが・いちろう）
教育アドバイザー。神戸大学附属小学校を経て私立小学校に永年勤務。追手門小学校では８年間にわたって、若手教師の育成を手がけてきた。全国各地の学校現場に入って、指導するほか、親塾や絵本の会なども主催している。

「2022年 『教師の育て方』 で使われていた紹介文から引用しています。」