中学生・高校生のためのソーシャルスキル・トレーニング スマホ時代に必要な人間関係の技術

著者 : 渡辺弥生 原田恵理子

制作 : 渡辺 弥生  原田 恵理子 

• 明治図書出版 (2015年12月17日発売)

作品紹介・あらすじ

思春期や青年期になると親や周囲の人は、子どもたちに細やかにかかわることをやめ放任しがちです。そのため、友達関係や学校でのトラブルや葛藤に、どのように向きあい解決したらいいかという生きるためのソーシャルスキルを子どもたちは学べなくなっています。この本は、中高生を対象に、学校生活に必要な、生きる力の土台となるソーシャルスキルをターゲットにし、子どもたちが意欲的に学べる授業を提案しています。特に、昨今の問題行動を引き起こす背景で取りあげられるスマホやネットに対応するスキルの他、怒りなどの「感情」をマネジメントできるようなスキルも含めています。

感想・レビュー・書評

[スーさんの感想 · 2019年7月18日]

中高生向きのSSTの本。集団指導をメインに取り上げられていて、指導の流れとワークシートが充実しています。

[komodaさんの感想 · 2017年2月7日]

http://www.meijitosho.co.jp/detail/4-18-186614-3

著者プロフィール

渡辺　弥生（わたなべ・やよい）
大阪府に生まれる。現在　法政大学文学部教授（教育学博士）
〈主著・論文〉
『幼児・児童における分配の公正さに関する研究』1992年 風間書房
『子どもの10 歳の壁とは何か？　乗り越えるための発達心理学』光文社 2011年
『感情の正体――発達心理学で気持ちをマネジメントする』ちくま書房 2019年
『発達心理学』心理学と仕事シリーズ5 巻 北大路書房 2017年（共編著）など

「2020年 『モラルを育む〈理想〉の力』 で使われていた紹介文から引用しています。」