「読解力」を伸ばす読書活動: カリキュラム作りと授業作り

著者 : 井上一郎

• 明治図書出版 (2005年10月1日発売)

感想・レビュー・書評

[みんちゅさんの感想 · 2008年4月26日]

読解力のテストで常に1位であるフィンランドの読書活動とは、
どんななのか非常に興味がある。
今は若い人の活字離れが問題になっているがなぜなのだろうか。
小学校･中学校では、読み聞かせや読書タイムを設けて、
読書に対する意識を高めている学校が多いとは思うのだが、
それでも、家での20分読書などを習慣化すれば、
かなり読解力は身につくのではないかと思う。
しかし、逆に、毎日20分もの読書の為の時間を捻出するのは、
忙しい今の子たちには無理なのかもしれない。
この本の最後にある、感想語彙集がとても豊富で、
表現の仕方にも、ちょっと挙げただけでもこんなにあるのだと認識した。

著者プロフィール

長崎大学教授。

「2012年 『アメリカ南部小説論』 で使われていた紹介文から引用しています。」