青年 下: 若き日の伊藤博文・井上馨 (徳間文庫 472-13)

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  • 徳間書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784195981238

作品紹介・あらすじ

外国かぶれの臆病者、国を外夷に売る奸賊と誹謗され、刺客に狙われながらも、井上聞多と伊藤俊輔は懸命の奔走を続けた。だが藩是たる尊王攘夷の壁は厚く和平はならず、遂に四国聯合艦隊は馬関を攻撃、これに幕府の征長軍進発も加って、長州は存亡の淵に立たされた。混乱と絶望と虚無に襲われた二人だったが、折しも幽閉を解かれた高杉晋作から回天の策を授けられるに及んで…。著者の記念碑的作品の完結篇。

感想・レビュー・書評

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  • 知人の実家が幕末に伊藤博文、高杉晋作を匿った(市史にも載っている)とかで興味があり読む。攘夷の大きなうねりの中で講和・開国・維新を見据えていた。本作品の初稿は1930年代に発表。林房雄は増大する軍国化、無条件敗戦、新開国を見据えていたのか・・・

  • (1989.03.02読了)(1988.09.11購入)
    若き日の伊藤博文・井上馨
    (「BOOK」データベースより)amazon
    外国かぶれの臆病者、国を外夷に売る奸賊と誹謗され、刺客に狙われながらも、井上聞多と伊藤俊輔は懸命の奔走を続けた。だが藩是たる尊王攘夷の壁は厚く和平はならず、遂に四国聯合艦隊は馬関を攻撃、これに幕府の征長軍進発も加って、長州は存亡の淵に立たされた。混乱と絶望と虚無に襲われた二人だったが、折しも幽閉を解かれた高杉晋作から回天の策を授けられるに及んで…。著者の記念碑的作品の完結篇。

    ☆関連図書(既読)
    「大東亜戦争肯定論」林房雄著、番町書房、1965..
    「続・大東亜戦争肯定論」林房雄著、番町書房、1965..
    「心の対話」岡潔・林房雄著、日本ソノサービスセンター、1968.03.29
    「青年(上)」林房雄著、徳間文庫、1986.08.15

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