プリンセス・デイジー 下 (徳間文庫 501-42)

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  • Amazon.co.jp ・本 (446ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784195986479

感想・レビュー・書評

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  • この作家の『スクループルズ』がおもしろかったので、他の作品も読んでみることに。ハーレクイン的ご都合主義な展開を期待していたのですが、華やかさは健在ながら『スクループルズ』ほど軽くなかったですね。上巻では前置きが長い感じですが、彼女の両親のエピソードが少々長いだけで、デイジーの誕生から生育環境はそれ自体が最後まで物語を展開する原動力となり、意外と読み応えがありました。
    父親が元ロシア貴族とはいえ、ロシア革命後もプリンセスを名乗ることの後ろめたさやためらい、知的障害の双子の妹、腹違いの兄の存在がずっとついて回り、どう落とし前をつけるのかと思いましたが、うまくまとめた結末でした。

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