夜への旅立ち (TOKUMA NOVELS)

著者 : 田中芳樹

• 徳間書店 (1995年1月1日発売)

感想・レビュー・書評

[ochikapreさんの感想 · 2020年5月6日]

　2016-10-09

[minbookさんの感想 · 2017年10月27日]

田中芳樹の初期ファンタジー短編集。冬木涼平シリーズと、トラブル・トライアングルシリーズ、銀英伝の外伝「黄金の翼」も収録。
ものすごく久しぶりに読み返したら、やっぱり初期のものだけあって読みづらい点も。何と言っても昔は全然大丈夫だった遠まわしな表現がツライ…。
というか、これってファンタジー…？？

[veadarさんの感想 · 2009年2月25日]

田中芳樹の代表作と言えば、銀河英雄伝説と創竜伝。

その創竜伝の叩き台になった「冬木涼平シリーズ」含まれた短編集。

冬木涼平シリーズも中々好きだけど、最初に掲載されている「黄色の夜」のような古いSFの匂いがする作品が大好き。

困難に立ち向かいながらも皮肉というユーモアを絶やさないキャラは、田中芳樹作品のキャラに共通のものだ。

正直田中芳樹作品を一つも読んだことがない人にはお勧めはできない作品。

[かずみさんの感想 · 2005年5月20日]

これは銀英伝の番外編が読みたくて買ったやつなので、他のにはまったく期待しないで買ったし、それは当たってたな。他は完全なる駄作・・・とは言わないまでも、読みたいと思わせる魅力に欠ける(汗)でも、｢黄金の翼｣はほんとに良かった。やっぱりキルヒアイスは永遠なり！

著者プロフィール

1952年熊本県生まれ。学習院大学大学院修了。1978年「緑の草原に……」で幻影城新人賞を受賞しデビュー。1988年『銀河英雄伝説』で第19回星雲賞（日本長編部門）を受賞。2006年『ラインの虜囚』で第22回うつのみやこども賞を受賞した。壮大なスケールと緻密な構成で、『薬師寺涼子の怪奇事件簿』『創竜伝』『アルスラーン戦記』など大人気シリーズを多数執筆している。本書ほか、『岳飛伝』『新・水滸後伝』『天竺熱風録』などの中国歴史小説も絶大な支持を得ている。

「2023年 『残照』 で使われていた紹介文から引用しています。」