- Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198621629
作品紹介・あらすじ
経営破綻した老舗・洋菓子のヒロタをたった3年間で立て直した、注目の経営者が語る「勝つための経営」とは?
感想・レビュー・書評
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先日「一新塾」で講演を伺ったセントレックス上場企業の21LADY株式会社広野道子社長の本です!
【感想】
広野社長の本音が書いてあってとっても良かったです。たぶん広野社長の講演を聞いたから良かったのだと思います。話し口調とかがわかって読んでいるとき広野社長の声が聞こえているようでした(笑
テーマは「温故知新」
質にこだわる事。ブランド。直営店。現場主義。リアルビジネス。直球勝負。原点回帰。人材抜擢。など僕が勝手に考えていた経営論に非常に近くて、それが深堀してあったのでワクワクしました。
「どうして潰れたんですか?」
民事再生法をしたシュークリームの「HIROTA」の経営陣を前に開口一番の切り出しです。
そんな直球勝負をしている広野社長。
現在店舗ビジネスで流行っている24時間営業などでの拡大、FC化による利益の創出など「経営は方程式だ!」と言わんばかりの戦略と逆行していることが、小さい会社ながら「ブランド」を大切にしたいと日々邁進している僕にはとっても良かったです。
【あらすじ】
4名からスタートした店舗コンサルティング企業の21LADY株式会社。ダイエーのコンサル提案内容の記載から始まり、HIROTA再生の成功事例とポイント。再生ビジネスの魅力。消費者の傾向などが記載してあります。
広野社長流の成功術も記載。資金調達や人脈形成術、人材登用術なども記載。広野社長の育ちなども記載してあって深くわかった気がしました。
【勧めたい人】
経営に行き詰った経営者。店舗ビジネスをしている経営者。店長。Web上で販売をしている人。企業をしたての人。コンサル会社の人。
【印象に残ったページ】
P.2
「会社を伸ばすのに特段変わったやり方などあるはずもなのに……。」
⇒自然と本質をつける人っていいなって思いました!
P.50
「他社が示したのは資産の処分や営業権の譲渡などお決まりの『切り売り』による再生プランばかり。
⇒コンサルってツボをついてないところが多いというのは人材コンサルも一緒だなぁ〜って思いました。逆に自信がつきましたけど。。。詳細をみるコメント0件をすべて表示