ベラスケスの十字の謎

  • 徳間書店
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感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198621742

感想・レビュー・書評

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  • ベラスケスの名作、ラス・メニーナスにまつわる物語。

    絵の登場人物、ニコラスが主人公。ラス・メニーナスを描くために、ベラスケスは謎の男に魂を売る。
    完成した絵に十字を描くことを命じられたのはニコラスだった。。。
    史実とファンタジー要素が入り混じって、これこそ事実かと思わされる。
    赤い十字章を読みたくなった。

  • なにがなんだか。
    本当に児童書なのかなぁ。
    有名な絵画をもとにしたサスペンス?なのかなぁ。
    まずその絵を知らないし。お話も何がおもしろいのか全然わかんない。っていうかこれが児童書コーナーにあるのはなぜなの?

  • 絵が描かれたときにはまだ騎士団員ではなかったのであとから十字が描かれたことに間違いはないそうで国王が描き込んだという 伝説もあるそうです時代背景とか 宗教観とか わからないとこだわることにピンとこないかも (巨匠たちの迷宮 参照)

  • スペインの宮廷画家ベラスケスの名画『侍女たち(ラス・メニーナス)』にもとづいて書かれたミステリー風ファンタジー。薄い本ですぐ読めるのに、よくまとまっていてとてもおもしろかった。この本が出る少し前に、やはり“名画ミステリ”である『フェルメールの暗号』(ブルー・バリエット作 ソニーマガジンズ)という児童書が出たけれども、内容はこちらのほうが充実していて、大人が読んでも十分に楽しめると思う。

  • 悪魔が登場する作品て好き!そう心から思いました。スペインの画家ベラスケスの描いた「侍女たち」の謎を解き明かすファンタジー。はじめは児童向けのこんなに薄い本で大丈夫か?なんて思ったりしましたが、いや面白かった!ページが多ければ、もっと読み応えがあったと思います。

  • 小人の話です。小人。ヨーロッパのほうの歴史にすごくかかわってきています。同じ題材の「宮廷のバルトロメ」より痛くないです。

  • 児童文学ですが大人でも十分読めます。
    スペインの宮廷に連れてこられた少年ニコラスが大画家ベラスケスの絵の中にモデルの一人として加えられることになり…異国で暮らす少年の成長と名画ラス・メニーナス(侍女たち)の製作秘話を描いた小説です。確かに謎めいた所のある絵なんですね。

  • 九年目の魔法 下を借りたつもりだったのに・・・なんだこの本?

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