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- / ISBN・EAN: 9784198623722
作品紹介・あらすじ
ミミちゃんは、どこへ行くにもねんねタオルといっしょ。「たまにはおいていったら?」「あかちゃんみたいだよ」パパやママやおにいちゃんがいうので、ミミちゃんはしんぱいになりました。「ねんねタオル、とられちゃったらどうしよう?」そこでミミちゃんは、ひみつの場所にねんねタオルをかくしましたが…?お気に入りのタオルやお人形を持っているすべての子どもたちに贈る、英国生まれの優しくてかわいい絵本。
感想・レビュー・書評
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寝るときにこれがないと眠れないっていう
お気に入りがある人は結構いるんじゃないかなと思います。
他にもこの時はこれがないと!!みたいなことって
意外とあったりして、心の支えになっているものが
見えるところに、触れられるところにない
時の不安定な心の体験を思い出しながら
ぜひ読んでみてミミちゃんを見守ってあげてほしいです。
なにかを卒業させたいお子さんに読み聞かせにいいかもしれません。
ミミちゃんの家族のあたたかさも十分伝わってくる作品でした。
描かれている動物たちもとっても可愛くてストーリーとともに癒されました。
ひらがなとカタカナで書かれています。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2歳半の息子もタオルをおやすみアイテムにしている。読み聞かせ初回はノーリアクション。二回目からは最後のページで勢いよく「あった!ここ!」と指差して教えてくれた。
寝る時だけだし、まだねんねタオル特にやめさせたいわけではないけど、ミミちゃんのように成長に伴って自然にさよならできたらいいな。親の気持ちも安心させてくれるような優しさがある絵本。 -
2011年5月27日
<I LOVE MY CLOTH>
本文・カバーデザイン/森枝雄司
カバーフォーマット/前田浩志、横濱順美 -
うさぎのミミちゃんは、どこに行くのもねんねタオルと一緒です。川をぴょんぴょん渡るときも、ブランコを高くこぐ時も、1人でタンポポ摘みに行くときも。
ところが最近、「たまには おいていったら。」とか「あかちゃんみたいだよ。」って言われて、心配になったミミちゃん。タオルを木の幹に隠します。
ところが、いざ持って帰ろうとすると、ねんねタオルが見つかりません! どうしよう・・・
小さい時から、一緒に過ごした大事なモノ。それを手放すのは勇気がいりますね。でも、自分の世界が広がって、御守りから卒業していくミミちゃんに、自分の幼少時や子供の姿が重なります。
本当に大事なモノは、ちゃんと自分の心の中に。
かわいらしくて、あったかい絵本です。
背景には、さまざまな種類の花や生き物が描かれていて、それらも楽しめます。 -
ミミちゃんはもう大きいのに、ねんねタオルを持ち歩くのをやめられません。
大好きなねんねタオルをとりあげられたらどうしよう、と心配になったミミちゃんは、ねんねタオルを隠しました。
夕方・・・隠したねんねタオルを探しにいったのに、暗くて見つからない!泣きそうになったミミちゃんにパパもママもおにいちゃんも、優しくしてくれました。そして・・・。
原書名『I Love My Cloth』 -
2歳児が図書館で自分で選んできた本。
自分にもお気に入りのタオルがあるので共感できていいみたい。
タオルがなくなったミミちゃんに自分のタオルを貸してあげようとしていたのが面白かった。
本人のタオル卒業にはつながらなかったのは残念。