- Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198635183
作品紹介・あらすじ
ヤンとヨシュは、幼なじみで親友どうし。生まれつき心臓が弱いヤンは、自然に興味があって、観察したことをノートにつけている。ヨシュはお母さんとふたりぐらしで、ちょっと太った男の子だ。ふたりは川であそぶのが大すき。ときどきいじめっ子にじゃまされるけれど、体の大きなヨシュが、ヤンのことをかばってくれる。ある日ヨシュが、広場にいたよそのおばあさんをナイフで傷つけた疑いをかけられたまま、いなくなってしまった。数日後、ヤンが手術で入院する日がやってきて…。少年たちが親友を思いやるやさしい気持ちを描く、ドイツのベテラン児童文学作家による、さわやかで心あたたまる物語。小学校中・高学年〜。
感想・レビュー・書評
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友情はいいわね〜
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身体の弱い主人公の成長物語。
小学生の気持ちがよく描かれてます。 -
★★★★☆
心臓が弱く手術を控えたヤンと息子放置気味の母と二人暮らしのヨシュ。
べったりとした友情ではなく、嬉しいこと困ったことがあったとき相手の顔を思い浮かべる、なんとなく気まずくなってもフッと仲直りできる。
友だちっていいなあと素直に思えた^^
きまじめな小さな男の子が一生懸命考えながらお話をしてくれてるみたいで、がんばれ!がんばれ!と思わず応援してしまった。
(まっきー) -
ヤンはうまれつき心臓が弱く人口の心臓弁をつけていて、これまで3回手術をうけている。カラダの小さいヤンはいじめっこに自転車とりあげられたり、コンテナにほうりなげられたりしていた。
お母さんと二人暮らしのヨシュはちょっと太めで、ヤンよりカラダ大きくて、いつもヤンをかばってくれる。
そんなヨシュが広場にいた人をナイフで傷つけたという疑いがかけられて、かばってあげたいのにヤンは4回目の心臓手術で入院しないといけない。
ヤンは自分よりもヨシュのことをずっと心配していて。そんな二人の心や、家族のことがかたられていて、優しい物語ですね。