- Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198636289
作品紹介・あらすじ
犬のホーマーが、ポーチにすわってうみをながめていると、みんながやってきて、たずねます。「ホーマー、にわでおいかけっこしない?」「ホーマー、すなはまであそばない?」すると、ホーマーは…?いごこちのいい、お気に入りの場所でしずかにすごす犬-。おだやかな一日を描いたあたたかい絵本。5さい〜。
感想・レビュー・書評
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そこにいつもいてくれるホーマー。
家族にとって、かけがえのないホーマー。
家のように安心で安らぎで、そして温かい、とても大きい存在。
温度や季節の空気感と、そこに広がる情景が実際に感じられる。
手から伝わる犬の体温と毛の感じを思い出す、ちょっびり切ない一冊です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2023.9.7 6-3
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ホーマーは、もうあんまり動きまわれない老犬なのかな、
でも家族が幸せそうにしているのを
いつもの場所で、のんびり眺めていることを愛しているのね。
犬を飼っている人や、かつて飼っていた人がよんだら、
胸がしめつけられるかも。
やさしくてあたたかい ホーマーのいちにち。 -
3分25秒☆
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海辺の家に住んでいる犬ホーマーは玄関先に座ってのんびりしている。
子犬たちが一緒に遊ぼうと誘っても、女の子が一緒に遊ぼうと誘っても、お母さんが一緒に行こうと誘っても、お父さんが一緒に買い物に行こうと誘っても、じっとしている。
そうして、みんなが帰ってきた。
ホーマーにとっては、寝床があって、食事があって、みんながいるだけで、他はなんにもいらないのであった。
のんびりマイペース。
じっと動かないホーマーは老犬なのかな。
みんながいるだけで幸せというのが、鼻につくような気がしないでもないけれど、いい雰囲気ほ絵本。