虎の尾: 渋谷署強行犯係 (文芸書)

著者 :
  • 徳間書店
3.22
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本棚登録 : 248
感想 : 32
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  • Amazon.co.jp ・本 (346ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198637316

作品紹介・あらすじ

渋谷署強行犯係の刑事・辰巳は、渋谷で整体院を営む竜門のもとを訪れた。琉球空手の使い手である竜門に、宮下公園で複数の若者たちが襲撃された事件について話を聞くためである。被害者たちは一瞬で関節を外されており、空手の使い手の仕業ではないかと睨んでいたのだ。初めは興味のなかった竜門だったが、師匠の大城が沖縄から突然上京してきた。彼もまた、この事件に興味を持っているらしい……。異色タッグの人気シリーズ、久々の最新刊!

感想・レビュー・書評

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  • 琉球空手の解説本『虎の尾』です

    はいもう最初から最後まで徹底的に琉球空手の解説本でした
    前にも言いましたが琉球空手の解説本に『渋谷署強行犯係』という副題をつけるのはいかがなものか

    最後は琉球空手の達人同士の闘い2連戦で幕を閉じます
    だけど『渋谷署強行犯係』
    うーん(。ŏ﹏ŏ)

    まぁ、今野敏さんがそれでいいならいいですけどね、完全に出版社の差し金ですが、最終的には今野敏さんの許可なくできないのも事実

    琉球空手に興味のある方はぜひご一読を!
    まぁそんな人いないでしょうけど(決めつけ)

    • 1Q84O1さん
      これ、面白くない敏さんですよね…w
      はい!読みませーん!w
      これ、面白くない敏さんですよね…w
      はい!読みませーん!w
      2024/03/20
    • ひまわりめろんさん
      琉球空手の歴史とかよく分かるやつだけどほんとに読まなくて大丈夫?
      琉球空手の歴史とかよく分かるやつだけどほんとに読まなくて大丈夫?
      2024/03/20
    • 1Q84O1さん
      えっ!
      師匠がそんなに勧めてくるなら…、
      ってなりません!
      結構です!
      えっ!
      師匠がそんなに勧めてくるなら…、
      ってなりません!
      結構です!
      2024/03/20
  • 安心安定の読後感。いろいろとちょうどいい。
    会話に方言が感じられるのもプラス。

  • ふむ

  • 何となく小難しい文面とうざったい表現が気になったけど、最後のオチが、ありきたりだけど意外過ぎて、物語が上手く落ち着いた。最後の数ページで印象が変わった。

  • なんか安心して読めるんですよね。
    強くてカッコ良くて師弟の絆とか敵とか女が絡まない男同士の世界もいいです。

  • 渋谷強行犯係シリーズ 第4弾

    またもや渋谷で不良が一瞬のうちに関節を外される傷害事件が発生。

    渋谷署の辰巳刑事は竜門の所へ情報を取りに来るが、年を重ねた竜門はそっけないながらも、内々の闘争の炎に火がついていく。

    そんな時に沖縄から竜門の師匠・大城が上京し、渋谷の事件に興味があるという。

    多くを語ろうとしない師匠だが、渋谷の犯人がある事件をきっかけに傷害事件を起こし、師匠とも関連があることが解ってくる。

    今回の敵も竜門は勝てるだろうか!?


    毎回渋谷で若者がやられるというのは4作同じですが、それは言わないというとこですね。

    老年の師匠が大暴れしてくれるともっと良かったかも。

  • 竜門さんと辰巳刑事シリーズ。
    今回は師匠が登場ということで、沖縄の空手の流派から歴史から読み応えあります。
    闘いはいつものように。
    決して派手さはなく、静かに、激しく厳しく。
    胸熱であります。

    トレインは変わらず営業していて、
    そして真里ちゃんとは、また何もなく(笑)

    終章はホッとしました。
    また沖縄の空気に触れにいきたくなりました。

  • 2016-0213

  • 整体師、沖縄武術。微妙

  • 2015.08.17
    沖縄の空手家の整体師とその先生、それと刑事の物語。改めて沖縄の悲劇を感じないと今の普天間の問題も解決はしないと思った。
    強いとは構えないこと、カウンターで技を繰り出す事。なるほどと思う。

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著者プロフィール

1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞。

「2023年 『脈動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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