つかまるわけないだろ! (児童書)

  • 徳間書店
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198643898

作品紹介・あらすじ

あるところに、とびきり足の速いネズミがいました。名前はジェイク。ジェイクは自分のことを世界一足の速いネズミだと言って、いばっています。おじいさんネコがどんなにおいかけても、「つかまるわけないだろ!」と、得意顔。ところが、キツネ、オオカミ、クマにもつかまらなかったジェイクが、もういちどネコのところにもどってくると…? 英国で活躍するベテラン作家と新進イラストレーターのコンビが手がけた、現代版「おだんごぱん」。

感想・レビュー・書評

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  • 「ホットケーキ」や「おだんごパン」の現代版。
    語りつくされた感のある話だが、スピード感のある挿絵のおかげで、かなり
    楽しめる。
    もしかしたらこの絵は好き嫌いの分かれるところがありそう。
    見ようによってはくねっとした線がシュールで、見にくいかも。
    また、テキストも簡潔で面白い。
    ねずみのジェイクの言う決め台詞、「つかまるわけないだろ!」が、
    小憎らしいほど自信たっぷりで、そこは元気よく読みたい。
    老猫のトムがなかなかの知恵者で、最後にラッキーを手にする。
    その時のセリフが味があって、これを子どもたちが分かってくれると良いなぁ。
    約7分。低学年から。

  • 絵がわかりやすくいいですね。あまりな自信過剰は〜〜と言うことですね。

  • 息子8歳7ヶ月
    息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読みます。作品によってはボリュームたっぷりでも読む。母はサミシイ。

    〈親〉
    絵が好き ◯
    内容が好き ◯

    〈子〉
    読んだ◯
    何度も読む(お気に入り)◯
    その他

    息子が大好きな「トムとジェリー」のような…、と思って借りてみました。

    驚愕の結末が!(いや、予想どおりなんだけれども)

  • ねずみのジェイクはずっと主人公のような感じでしたし、かわいい絵柄だったのもあって、完全に油断していました(笑)
    まんまと足元を救われたジェイク。
    人それぞれに色んな長所があるのだから、一つのことであぐらかいてちゃいけないですね。
    最近息子も、周りより早く達成できたりすると自慢しがちなので、この本を教訓に謙虚な心を育てて欲しいところ。
    https://www.ehonlog.com/books/169

  • とびきり足のはやいネズミのジェイク
    おじいさんネコのトムには捕まえられません…

    でも、さすがおじいさん
    知恵では負けてないよ

    ラストは「あー!」となります。

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著者プロフィール

ティモシー・ナップマン ( ティモシーナップマン )/作
イギリス生まれ、イングランド在住。児童文学作家、詩人、脚本家。大学で歴史を学ぶかたわら、ミュージカルやオペラの台本をてがけたのち、児童向けの作品を執筆。邦訳作品に『ドラゴンもりのふしぎなともだち』(ポプラ社)、『あわてんぼうさちゃん』(岩崎書店)、『きつねくんのもりのおともだち』(世界文化社)などがある。

「2018年 『きかんしゃリトル はじめてのぼうけん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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