せかいいちしあわせなクマのぬいぐるみ (児童書)

  • 徳間書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198649609

感想・レビュー・書評

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  • メアリーは、子どもの頃お小遣いを貯めて買ったクマのぬいぐるみを大事にしていたけれど、ある日電車に置き忘れてしまった。その日からクマのぬいぐるみは何人もの子どもの持ち主のもとを転々とする。そして、とうとう大人になったメアリーと再会できた。
    きっとそうなるのでは、と思いつつホッとできるラストで良かった。

  • 図書館で借りて読んだら、すごく良かったので購入
    ウーウーが、冷静に自分を考えていところが、可愛い

  • 心があたたかくなりました。
    ボロボロになっても捨てられることなく
    色んな子のお友達として巡りめぐっていく
    クマのぬいぐるみの物語です。

    ぬいぐるみだけではなくおもちゃや物
    あらゆるものに言えることですが
    長く大切にされることが
    とても幸せなことなのかなと思いました。

    身の回りの物、大切にしようと思います。

    ひらがなとカタカナ、漢字、数字で書かれています。

  • 作品のなかではとてつもない時間が流れている。本当にこんなことがあったら奇跡。

  • いいお話でした。見返しに「クリスマスにおこった小さな奇跡の物語」とあります。もう60年も前のこと女の子がお小遣いをためてクマのぬいぐるみを買いウ―ウ―と名前をつけました。いつも一緒だったのに、ある日どこかに置き忘れてしまいます。あちこち駅の忘れ物置き場等を探しますが見つかりませんでした。それからウ―ウ―の長い旅が始まります。駅の忘れ物売会からリサイクルショップ〜チャリティショップ〜おもちゃ病院で新品同様になりアンティークショップへ。クリスマスが近づくある日、60年前にウ―ウ―をなくしたあの女の子が大人になり、そこで見つけるのでした。こうしてウ―ウ―は「世界一幸せなクマのぬいぐるみ」になりました。

  • 60年前からお話は始まります。コツコツとおこづかいをためて、メアリーローズという女の子がクマのぬいぐるみを買いました。そのクマの足の裏に、『クマ』と『ウーウー』の頭文字をお母さんが刺繍してくれました。寝かせるとウーウーと鳴く機械がお腹に入っていたので、このクマにウーウーと名前をつけたからです。
    どこへ行くにも一緒に過ごし、メアリーの一番の友達になったウーウーですが、ある日、置き忘れられてしまいました。メアリーは一生懸命捜したのですが、ちょうど他の忘れ物で隠れてしまって見つからなかったのです。それから、忘れ物になったぬいぐるみが「世界一幸せなクマのぬいぐるみ」と呼べるほどになるまでの長い長いお話。予想通りの展開ではありますが、ぬいぐるみのクマとすぐに友達になって沢山遊ぶ子ども達と物を大事にする人々の手を経ていく様子が、なんとも温かい気持ちにさせてくれます。
    少し長く、小さい絵もあるので、大人数の読み聞かせよりも少数で読んであげる方が良さそうです。

  • 図書館本。私の選定本。巡りめぐって持ち主のところに戻ってきたくまのぬいぐるみのお話

  • 少女メアリー・ローズが買った、くまのぬいぐるみウーウー。ある日メアリー・ローズがどこかに置き忘れてしまったことからはじまるおはなし。
    タイトル通りのハッピーエンドで良かったです。お母さんの刺繍が思わぬ形で再会のきっかけになりましたね。夢のある素敵なおはなしで癒されました。

  • クリスマスに読んで心が暖かくなる物語。少し長いが中学年からわかる内容になっている。子どもの頃に失くしたぬいぐるみと再会することろが素敵。いろいろな人の手に渡っても、捨てられることなく再生されるところがよい。

  • メアリー・ローズはお小遣いをためて、クマのぬいぐるみを買いました。ウーウーと名付けたそのクマをとてもかわいがっていましたが、ある日、どこかに置き忘れてしまったのです。長いことたったあと、ロニーという男の子のクマになり、そのあとは乱暴なふたごの男の子のクマになり、そして…。
    最後の思いがけない出会いに、ほっと嬉しくなります。

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著者プロフィール

1943年イギリス北アイルランド生まれ。トリニティ大学で学び、教職につく。30代のころから子どもの本の執筆を始め、『どんなに きみがすきだか あててごらん』が世界中で大ベストセラーに。ほかに『パパと ママの たからもの』『ぼくらは いつも いっしょだよ』などの作品がある。『おともだちに なってくれる?』は、『どんなに きみがすきだか あててごらん』の続編にあたる。2020年9月77歳で逝去。

「2020年 『おともだちに なってくれる?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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