超一流 プロ野球大論 (一般書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198650292

作品紹介・あらすじ

野村克也監督 遺作

名伯楽とその愛弟子が令和に遺す、
最後のプロフェッショナル論

「相手の弱点はどこか?
簡単だ。長所のすぐそばにある」

◆長嶋、星野、落合の「監督の素顔」
◆監督たちへ
◆野村&江本が選ぶ「歴代・平成ベストナイン」
◆ここがヘンだよ日本球界
◆今こそ明かそう、あの真相
◆12球団それぞれの前途
◆わが愛しのサッチー
◆追悼「400勝投手」金田正一
◆『野村教室』の最高傑作・江本孟紀
◆「我が恩師」野村克也
――などなど

「監督の仕事の1つに
『野球を通しての人間教育』がある。
ワシはそれを巨人・川上哲治監督から教わった」
(野村克也)

「例えば人間に『自分の人生の丸』があるとしたら
『野村克也という丸』の中には野球1つしかない。
だから野球で人を幸せにできた」
(江本孟紀)

江本の舌鋒鋭い野球論を、
生涯一捕手・野村が巧みに受け止める。
最初で最後の「黄金バッテリー」再結成!

感想・レビュー・書評

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  • スワローズの90年代の黄金時代を築いた故・野村克也監督が亡くなられたすぐ後に発売された著作。
    南海時代にバッテリーを組んだ解説者江本氏との対談本。
    野球好きならサクサク読めるのとエモやんの考え方のクセの強さが出ててなかなか面白いけど、本から学べる部分はノムさん単独の著作のほうが圧倒的に多い印象です。

    楽しく読める作品です。
    本作が野村氏の遺作となるかと思いきや、書き終わってた本や仕掛かり中のものがまだあったようで、その後も何冊か相次いで刊行されていました。
    野村監督、改めてご冥福をお祈りいたします。

  • 貴重な1冊だなぁ。

    願わくば、もっと早くに出してほしかった。

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著者プロフィール

京都府立峰山高校を卒業し、1954年にテスト生として南海ホークスに入団。3年目の1956年からレギュラーに定着すると、現役27年間にわたり球界を代表する捕手として活躍。歴代2位の通算657本塁打、戦後初の三冠王などその強打で数々の記録を打ち立て、 不動の正捕手として南海の黄金時代を支えた。また、70年の南海でのプレイングマネージャー就任以降、延べ4球団で監督を歴任。他球団で挫折した選手を見事に立ち直らせ、チームの中心選手に育て上げる手腕は、「野村再生工場」と呼ばれ、 ヤクルトでは「ID野球」で黄金期を築き、楽天では球団初のクライマックスシリーズ出場を果たすなど輝かしい功績を残した。現在は野球解説者としても活躍。

「2016年 『最強の組織をつくる 野村メソッド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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