ヒゲタさん (児童書)

著者 : 山西ゲンイチ

• 徳間書店 (2020年6月9日発売)

作品紹介・あらすじ

りっぱなくちひげをたくわえた
ことばをはなせるねこ、
ヒゲタさん登場！

ある雨の夜、チカちゃんが窓の外をみると、
くろぐろとしたくちひげのあるネコが一ぴき、
家のなかをのぞいてみました。
チカちゃんは、びしょぬれのネコを家にいれて、
その晩、とめてあげることにしました。

「チカちゃん、きのうはありがとう」という声に
目をさますと、きのうのネコが話しています。
チカちゃんは、なまえがないという、そのねこに、
「ヒゲタさん」というなまえを　
つけてあげました。

おれいにひげの国へつれていってくれるという
ヒゲタさん。
チカちゃんは、つけひげをつけて、
ひげの国へ！

女の子と、ヒゲタさんの、
ちょっぴり奇妙でゆかいなおはなし。

感想・レビュー・書評

[まっぴーさんの感想 · 2023年4月4日]

一歳七ヶ月の娘に。
ヒゲの国、発想が面白いです。
最後にヒゲタさんが！！

[マキタスさんの感想 · 2022年3月14日]

最後のページ、ヒゲタさんが来てる！！

[スネイプさんの感想 · 2022年2月9日]

かわいい

[にいなさんの感想 · 2022年1月12日]

普通の街に猫がいてその猫が歩けて髭があるのが面白かった。

[keyさんの感想 · 2021年11月12日]

息子7歳1ヵ月
息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読むようになってきて、母はサミシイ。

〈親〉
絵が好き ◯
内容が好き ◯

〈子〉
何度も読む(お気に入り)
ちょうど良いボリューム　
その他　

息子の反応がいまいちだったのは、主人公が女の子だったからかな？！
私はとても読んでいておもしろかったです。
絵もかわいいし、チカちゃんのピンチを救うヒゲタさんの活躍がくすりと笑えます。

女の子に、ぜひ読み聞かせを！

[unknownさんの感想 · 2020年11月21日]

チカちゃん
ヒゲの生えた猫を助けると猫は喋れてヒゲの国に案内してくれる
名前がないのでヒゲタさんも名付ける
ツケヒゲをつけて行くけれど、ヒゲがないことがバレると100人のお巡りさんにヒゲでこちょこちょされると聞いて怖くなって逃げ出す
おまわりさんにぶつかってツケヒゲが取れて追いかけられる
おまわりさんに振り向かされたときに咄嗟にヒゲタさんが顔にくっついてなんとかごまかせる
家に帰っても寝るとき紙で使ったツケヒゲをつけてまた来ないかなと思うのだった

ヒゲの国では女の子にもりっぱなヒゲがある

[ちゃびぞうさんの感想 · 2020年9月3日]

ねこの恩返しのようにひげたさんがひげのくにへ案内してくれる。
個人的にはすきなんだけど、
おまわりさんにみつかる場面が苦手のようだ。

C8793
5歳5ヶ月

[ニャーテンさんの感想 · 2020年8月31日]

雨宿りをさせてあげた猫のヒゲタさんに誘われてチカちゃんは〈ひげのくに〉へ。
「つけひげを けっして はずしちゃ だめ」と言うヒゲタさんの忠告にドキドキするも、山西さんのポップでカジュアルな絵のおかげかその罰全然怖くないw
チカちゃんがひげのおまわりさんに追いつかれて、ページをめくった時も笑撃。「えっ!?」と思わず4歳10ヶ月の息子と二人で顔を見合わせてニヤニヤしてしまったwナイスフォローなヒゲタさん。
最後つけひげを付けて寝るチカちゃんと窓の外からその様子を覗いているヒゲタさん、また会えてるといいな。

[たまネコ♪さんの感想 · 2020年7月10日]

猫の恩返し⁈
ヒゲタさんの眉間のシワがキュート。
なるほど、モデルのねこがいたのね♪

[sparrowhawkさんの感想 · 2020年6月18日]

奥付の絵がとても好き

著者プロフィール

1971年長崎県生まれ。イラストレーター、絵本作家。『ブタコさんのかばん』（ビリケン出版）、『ブルオはいぬごやのした』（岩崎書店）、『こんもりくん』（偕成社）、『カンガルーがいっぱい』（教育画劇）、『みにくいフジツボのフジコ』（アリス館）、さし絵の作品に『だれも知らない犬たちのおはなし』（あすなろ書房）、『そばかすイェシ』『世界一の三人きょうだい』（徳間書店）など。

「2020年 『ヒゲタさん』 で使われていた紹介文から引用しています。」