バイデン政権がもたらす新たな米中危機 激震する世界と日本の行方

著者 :
  • 徳間書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198652265

作品紹介・あらすじ

・バイデン政権で、米中対立はどう変化するか。
・日米同盟、台湾政策はどこまで弱体化するか。
・1月に海警法を成立させた中国は、尖閣で何をしてくるのか。……

WHOやパリ協定への復帰を決めたバイデン政権。
中国に対し、協調路線に転換するのか、
それとも最終戦争へと進むのか。

新大統領の習近平との個人的な関係、
息子の「中国スキャンダル」から、
日・米・台で進む中国外しの半導体連合の実態、
香港やウイグルなどへの弾圧に対して
動き出した各国の対応、
中国の覇権主義や「戦狼外交」の実態と背景、
そして世界と日本への影響まで、

最新情報から歴史背景までを紹介しつつ完全分析!

中国の特質や工作活動に精通し、
日本、台湾、アメリカの現状をつぶさに
観察してきた台湾人著者が、
新政権と米中対立、日本と世界の変化を解説!

第1章 バイデン政権誕生に広がる世界的懸念

・バイデンと習近平の関係
・バイデンの「中国スキャンダル」の真実
・中国が尖閣、台湾への侵略を強めてくる可能性
・日本の親中派が活気づく恐れ ほか

第2章 「コロナ後」中華主義を
    世界に押し付け始めた中国

・親中ドイツに広がる警戒感
・中国共産党員200万人弱のデータを各国が共有
・歴史を改竄、中華史観を世界に拡散する中国
・「大一統」こそが中華思想の中心
・現在の中国人は漢人のなりすまし ほか

第3章 中国危機にさらされるアジア

・日本にとってバイデン大統領のプラス・マイナス
・現在も国連の正式メンバーは台湾になっている
・トランプが国連大使を台湾に送ろうとした意図
・中国が掲げる「国連主義」に警戒せよ ほか

第4章 日本主導の中国包囲網構築を急げ

・中国のワクチン外交は現代の「天朝朝貢秩序」
・親日国ほど中華に屈しない理由
・日本も米国も「一つの中国」を承認していない
・日本は「日台交流基本法」の制定を急げ ほか

第5章 追い詰められた中国の断末魔

・香港問題は中国国内の権力闘争
・世界的な批判を浴びても人権弾圧を強行する理由
・オーストラリアへの報復が仇になった中国
・東南アジアで中国憎悪が高まっている ほか

第6章 バイデン後の中国はこうして衰滅する

・アメリカの制裁で瀕死の中国半導体産業
・日米台の半導体連合が始まる
・台湾系米国人設立のNVIDIAと中国の苛立ち
・「日本のファイブアイズ入り」への期待
・ドル経済圏から追放される中国の焦り
・中国瓦解のシナリオ ほか

著者プロフィール

1938年、台湾生まれ。1964年来日。早稲田大学商学部卒業、明治大学大学院修士課程修了。『中国の没落』(台湾・前衛出版社)が大反響を呼び、評論家活動へ。1994年、巫永福文明評論賞、台湾ペンクラブ賞受賞。日本、中国、韓国など東アジア情勢を文明史の視点から分析し、高く評価されている。著書に17万部のベストセラーとなった『日本人はなぜ中国人、韓国人とこれほどまで違うのか』『世界から絶賛される日本人』『韓国人に教えたい日本と韓国の本当の歴史』『中国の正体知ってはいけない「歴史大国」最大のタブー』『新型肺炎感染爆発と中国の真実』(以上、徳間書店)、『もしもの近現代史』(扶桑社)など多数。

「2021年 『中国人も知らない歴史のタブー ジェノサイドの中国史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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