追読人間臨終図巻II 文豪編 (文芸書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198652579

作品紹介・あらすじ

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作家、読書人など多くの人から愛される
希代の名著『人間臨終図巻』の漫画版!
待望の第二弾は、文豪編!
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戦後日本を代表する大衆小説の大家・山田風太郎が、
著名人(英雄、武将、政治家、作家、芸術家など)、
923人の「最期」を切り取った『人間臨終図巻』。

本書ではその中から、近代以降の日本の文豪、
125人を厳選して漫画化した。

◎志賀直哉は骨壺を盗まれた?
◎永井荷風の「残念」な葬儀の内容とは?
◎久保田万太郎がのどに詰まらせた意外なものは?

文学史に名を残すあの作家の死に方に、
あなたは何を思うか?


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【文豪が残した今際のことば】

国木田独歩
「僕は今死にたくない」

島木赤彦
「これで解散だ」

永井荷風
「余死する時葬式無用なり」

中山義秀
「広い世界がひらけたようだ」

平林たい子
「私にはやるべき仕事がまだ残っているんです」

石川達三
「寒い冬だ。春が待ち遠しい」

寺山修司
「私の墓は、私のことばであれば十分」

感想・レビュー・書評

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  • 2巻目は文豪編。
    大きく感じたのは、やはり考える事が多い文豪は死ぬ原因も精神的なものが大きく関わっている。
    身体的問題でも、元々病弱だったり反面酒浸りで疾患になったり。
    私自身もこっちの傾向があるので、共感もする場面が多かった。

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著者プロフィール

1922年兵庫県生まれ。47年「達磨峠の事件」で作家デビュー。49年「眼中の悪魔」「虚像淫楽」で探偵作家クラブ賞、97年に第45回菊池寛賞、2001年に第四回日本ミステリー文学大賞を受賞。2001年没。

「2011年 『誰にも出来る殺人/棺の中の悦楽 山田風太郎ベストコレクション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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