- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198907686
感想・レビュー・書評
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原作映画大好きなので今更読んでみた。
細かい不明点がどんどん嵌め込まれて行く感じでパズルが解かれて行く気分。
で、ラスト。「ああまたあのラストシーンを観たい」と思わせる。
これは、映画と小説をぐるぐるさせる仕掛けなんだろうか?
じゃあ、乗ろうかな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
映画がマイ邦画NO1なので。
確かに僅かながらのフォローはあるけれど、やっぱりすっきりとした解明はないな。其処が良いんだけど。
高部と佐久間の関係も映画の方が好きなので、これはやっぱりあくまで補助的なもの、と。 -
同名映画の、監督によるノベライズ。映画が凄く好きなのでイメージ壊れそうで躊躇していたけど、たまたま良い評判を聞いたので。
当たり前だけど、登場人物の内面が直に語られるのが凄く分かり易い。高部の妻のエピソードが、小説版での一番の収穫。映画だとほとんど描かれなかった彼女の考えが分かったのが良かった。
また、解説の、怖さと救済についての考えに共感。97年の作品だけど、この頃からほとんど変わってないんだなー -
090215(n 090401)
090806(s 不明) -
同名のホラー映画の小説版。
監督である黒沢清みずからが書いています。
人を死に導く謎の青年。そしてそれを追いつつ、青年に圧迫感を覚え次第に追い詰められていく刑事。
映画では深くは語られない刑事の心理を丹念に描くことで映画とはまた別の趣があって面白かったです。