宇宙には意志がある: 最新科学がついに解明 (徳間文庫 さ 25-1)

著者 : 桜井邦朋

• 徳間書店 (2001年6月1日発売)

感想・レビュー・書評

[メビウスさんの感想 · 2014年3月5日]

一般向けに分かりやすく解説しようとしているのに所々で難しい解説を省くせいか話が跳躍しすぎて読者の理解を誘おうという意識を感じない。そのせいで主題に繋がる種々の解説がオカルトじみてうさんくさいものに見えてくる。どうせ難しい理論を説明しても読者には通じないだろうから、という魂胆に見えてしまった。結局のところ本のタイトルだけ読めばいいんじゃね？って思った

著者プロフィール

1933年埼玉県生まれ。現在、早稲田大学理工学術院総合研究所客員顧問研究員、横浜市民プラザ副会長、アメリカアラバマ州ハンツビル市名誉市民。1956 年京都大学理学部卒、理学博士。京都大学工学部助手、助教授、アメリカNASA 上級研究員、メリーランド大学教授を経て、神奈川大学工学部教授、同学部長、同学長を歴任。研究分野は高エネルギー宇宙物理学、太陽物理学。
著書：『移り気な太陽』（恒星社厚生閣）、『太陽−研究の最前線に立ちて』（サイエンス社）、『天体物理学の基礎』（地人書館）、『宇宙プラズマ物理学』（恒星社厚生閣）、『天文学を作った巨人たち』（中央公論新社）、『日本列島SOS』（小学館）、他100 冊余り。

「2016年 『ホッケースティック幻想』 で使われていた紹介文から引用しています。」