侠客行 1 (徳間文庫 き 12-8 金庸武侠小説集)

著者 :
  • 徳間書店
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198916015

感想・レビュー・書評

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  • 再読。

    勘違いと偶然のつるべ打ち。
    テンポがすこぶる良い(細かいことを考える間もない)ので一気読み。

    ささ、次巻へ。

  • 大作家・金庸の作品の中で、これが一番(仙道修行者の目で見て)面白かったかも。
    あまり普通の読者の人には不評な作品なんですが(汗)。

    江湖を渡る秘宝・玄鉄令を偶然にも手にした「雑種犬(のらいぬ)」と呼ばれる浮浪児。
    何も知らない少年が、ふとした事から江湖へと入るハメになり、持ち前の善性から江湖最大の謎へと挑む事に、と言う話ですが…。
    アクション物としてみると確かに地味、と言うか爽快感が薄いです。

    ただ、主人公がこうなので修行や修法の描写が兎角多くそういう視点で見ると逆に面白いです。
    特に終盤の「謎」がらみは是非。

  • 名もなき少年『狗雑種』が、『玄鉄令』を手にしたことから物語は始まる。自分の出自を知らない『狗雑種』はある人物に間違えられ、周囲に翻弄されつつも成長していく。

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著者プロフィール

金庸(きん よう, Jin Yong)
1924年3月10日 - 2018年10月30日
中国の小説家。香港の『明報』とシンガポールの『新明日報』の創刊者。武俠小説を代表する作家で、本名は査 良鏞。1955年の『書剣恩仇録』から1972年『鹿鼎記』まで、15作の武俠小説を書いた。その多くは本国で映像化されており、日本でも紹介されている。徳間書店が版権を全て買い取り、翻訳を刊行している。

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